青春プレイバック展
近鉄百貨店あべのハルカス本店の「青春プレイバック展」(8月20日まで)を覗いてきました。ちょっと覗くだけのつもりが、気がついたら2時間くらいたっていました。
1960年代~70年代のみんなが夢中になった音楽がテーマのようですが、展示の大半はビートルズ関連、他に当時の洋楽邦楽のLPジャケットや雑誌の展示、LPレコードやプレーヤーの販売、なぜか大阪万博グッズや当時の新聞の展示とかもあって、イベントの趣旨がイマイチよくわかりませんでしたが、その辺はあまり深く考えずに。
会場は近鉄百貨店あべのハルカス本店のウィング館(旧あべ近部分)8Fにあるアート館というところです。このアート館、展示スペースの他にステージがあって、展示の他にライブやトークセッションも開催されていました。
行った時にやっていたライブはOLSON&BERというおじさんデュオ、すでに終了寸前のところアンコールでサイモンとガーファンクルのサウンド・オブ・サイレンス、これがめちゃうまくて、きれいな声で聞き惚れました。ほとんどが自分と同世代と思われる人たち来場者もやんやの喝采でした。ググってみたけど出てこないのですが何者なんでしょう。
展示の大半は岡本備EATLESさんという人のコレクション、問題無さそうなのでバシバシ写真を撮らせてもらいました。
ミルトン・ブラッドレーのボードゲーム"FLIP YOUR WIG GAME"、どうやって遊ぶのかはわかりませんが、付属のカードにポールのサインがあります。
ロンドンバス型の電話と来日時のものと思われるジョンの顔をモチーフにしたウチワ。
イエローサブマリンのジグソーパズル、800ピース。
ランチボックスと乾電池、乾電池は30年以上経ってるはず、よくぞ液漏れもせずに保管されています。
壁に展示されていたなつかしのアルバムジャケットから。スージー・クアトロ、レッド・ツェッペリン、それに荒井由実のファーストアルバム「ひこうき雲」、これに入ってる「ベルベット・イースター」、今でもユーミンで一番好きな曲です。
展示されていた昭和43年12月10日読売新聞のテレビ欄。ぜひ拡大して見てください。かなり楽しめますよ。
5時からのブースカとソラン、どっち見るか悩みます。それに寄席の番組がすごく多いですね。最近テレビってほどんど見ないのですが、これなら1日中テレビの前にいたくなります。
祖田修さんのトークライブ、これが良かった。バッハ、ベートーベンからビートルズに至るまでの音楽史を、シンセサイザーでメロディを奏でながら教えてくれるのですが、知らないことばかりで、すごく楽しく勉強させてもらいました。
例えばRockって岩じゃなくて、ロッキングチェアのRockなんですよね。つまり「揺れる」ということなんですが、ここではちょっと書きづらい意味が発展したものだそうです。
南北戦争前、黒人奴隷が、屋内作業に従事する人たちと、屋外作業に従事する人たちのふたつのグループに分かれ、屋内作業グループからでてきた音楽がラグタイム、屋外作業グループからはブルースがでてきた、という話は話の流れを全部説明しないとならないものの、ここでは書ききれないのですが、ナルホド、とおもいっきりナットクしてしまいました。
シンセでメロディを奏でる時の表情が独特でとても魅力的なおっちゃん、祖田さんのライブがあればぜひ行ってみたいです。