UNIX用語の読み方
VPSやり始めて、改めて、なんて読むのか分からないUnix用語が気になりました。htmlファイルを保存するhtmlディレクトリ上位のvarというディレクトリ、「バー」と読むそうです。variableに由来するらしく、ここでは変数という意味ではなく「変化する」という形容詞的意味合いと思われます。
ユーザーを切り替えるsuはswitch userとわかりますが、root権限でコマンドを実行するsudo、どうしても「スドー」と読みたくなります。これはswitch user doじゃなくてsuper user doだそうです。
パケット送受信を確認するためのping、gは発音してもしなくてもOKのようですが、潜水艦のソナー音に因むそうです。なんかカッコいいです。
httpdやmysqldの最後のdはデーモンと呼ばれます。デーモンツールという仮想ドライブを作る有名なフリーソフトもありますね。デーモンというと悪魔なので、何か悪いことをするプログラム、と以前は思っていたのですが、バックグランウドの処理をするプログラムのことで、daemonという言葉には悪魔とは別に守護霊という意味もあるようで、そっちに因むようです。
Unixだけじゃなくて、htmlのタグや属性も改めて気になってきました。<a>タグのaはhtmlで最も特徴的なのでアルファベットの最初のaなのかなと何となく思っていたのですが、これはanchorのa、「錨」の意味ですが、リンク先への起点といった意味でしょうか。<a name="~">のような場合アンカータグと呼ばれますが、<a href="~">もやっぱりアンカータグだったわけです。
hrefを「エイチレフ」と読んでいたのは正解だったようですが、意味はHyper referenceで、<img>タグに使うsrcはsourceを短縮したものとは気づきませんでした。
記号も「#」はシャープじゃなくて、ハッシュって呼ぶのが最近一般的にカッコ良くなってきたように思います。「&」はアンドじゃなくてアンパサンド、「~」はニョロじゃなくてチルダ、「|」は縦棒じゃなくてパイプとしても、「!」はやっぱりビックリマークがしっくりきますね。
どれも普段、声に出して読むことの少ない言葉なので、読み方が定着していないのですが、意味や読み方を探ってみると、コマンドを覚え易く、頭のなかでも整理しやすくなりますよ。