雨のドニチ

せっかく暖かくなってきたのにドニチはずっと雨。

快晴の昨日はこれを見越して登城したのでドニチはじっとしてるつもりだったけどやはり出かけることにしました。土曜日はハルカス美術館で開催中の円空展へ。

円空展

飛騨高山の千光寺所蔵の円空仏はほぼ写真撮影OK、最初の展示は大迫力の金剛力士立像。

若い頃の作品を見た後、祈りの森のエリアは千光寺所蔵の作品ばかりで秘仏の一点を除き撮影OK、ずらりと並んでいるのは観音三十三応現身立像。近隣の村人が病気の時に借り出して病気の快癒を祈ったものだそうで、現存する31体全てが展示されていました。

不動明王及び二童子立像、不動明王といえば怖い顔が定番ですが、優しげです。

なんとなくアステカ文明を感じさせる護法神立像。

円空が彫ると狛犬はこんな造形に。その手前にアニメの悪役のような烏天狗立像。

5cmもないようなミニサイズの円空仏も。

桂枝雀さんを彷彿とさせる賓頭盧尊者坐像、全体にツルンツルンなのは、長年多くの人に体の悪いところを撫でられてきたためです。

両面宿儺坐像、日本書紀に登場する顔が2面、手足が4本ずつの怪物ですが飛騨地方では大和王権の圧政から地域を守った英雄だそうです。アニメ呪術廻戦にも登場すると分かり、Amazonプライム・ビデオにあったのでシーズン2エピソード1を見てみたのですが、2018年が舞台なのになぜかWindowsXP(たぶん)が現役だったり、高専生たちがガラケーを使っていました。両面宿禰が登場するシーンはまだ見ていません。

あべのハルカス17階、外は真っ白。今日は60階の展望台に上っても何も見えないでしょう。

飛騨高山の千光寺へは高山駅から約10km、標高900mにありバスの便はなく、最後の2kmは対向車が来たらどうしようというヘアピンカーブの続く急な坂道、レンタカーで向かうには気が引けるような場所です。このハルカスでの円空展はとても貴重な機会だったと分かりました。国宝クラスの円空仏を何体も山道で搬出は大変だったはず。

春場所

日曜日はビタミン補給でOCATへ。

道頓堀は大賑わい、もう100%インバウンドさんたちです。

御堂筋の道頓堀橋をくぐると誰もいなくなります。

いつものしゃぶ扇OCAT店、今日のフロアはなじみのお姉さんじゃなくてベトナム人らしきお嬢さん。取り放題の野菜から好物のシイタケが無くなっていて嫌いなレンコンになっていたのが残念。以前は生シイタケだったのが干しシイタケを戻したのになっていたのですが、たまたま今日無かっただけか、価格高騰でしばらくおあずけなのかは不明。

お肉食べ放題コースもリーズナブルなのですが、ビタミンや繊維質を摂るのが目的なので一番安い豚肩ロースセットにつくねとお銚子を追加。

OCATの裏手にあるビルに囲まれた浪速公園のハナニラ。ニワウメが満開でした。

千秋楽を迎えたエディオンアリーナです。コロナ前は毎年観戦していたのに、チケット入手が面倒で行かなくなったのですが、それでも相撲は大好きでテレビで見ています。昨日は宇良が反則負け、さらに優勝のかかった尊富士は車椅子で退場し救急車、もう相撲は見たくないと思ったくらいですが、やはり気になって雰囲気だけでも感じたくてここまでやってきました。

なんばWalkの英國屋でいっぷくしてウチに帰りテレビをつけると休場とばかり思っていた尊富士が出場、110年ぶりの新入幕優勝に涙が止まりませんでした。遠からず尊富士と大谷翔平似の大の里の「尊大時代」が来そうです。親方に0点と酷評されてたけど熱海富士にも期待。

9年前の春場所の土俵入りを見ると、今も現役は照ノ富士と宝富士だけ。この時は白鵬と日馬富士の横綱土俵入りもありました。

雨、雨、雨、でiPhoneで撮った数少ない写真だけのブログです。