ドピーカンの日

昨日は銀の列車を堪能できたものの花鳥風月としては物足りなさが残ります。昨日よりずっと天気も良く、若干疲れは残るものの万博公園へ向かうことにします。

うちの近所の道路脇の植栽にミズヒキがいっぱい。

まさにドピーカンの大阪駅。ドピーカンとは缶ピースの缶の色に由来するという説があるようですが、かなり色が違っているし、タバコの缶で空の色を表現するのは不自然に思われます。

吹田総合車両所には解体待ちらしき117系。

茨木駅で下車、近鉄バスで記念公園西口へ。色んなルートを試したのですが、ウチから万博公園の西側へはこのルートが歩く距離が一番短いです。

自然文化園

まさに行楽日和、森のトレインも満員。万博公園のホームページで告知されていた通りなにやら音楽イベントが開催されているらしく、苦手なアンプの低温が聞こえてきます。かつてロックバンドもやっていた自分ではあるのですが。

開花情報にフジバカマがあったので期待していたのですが、万葉の里に蕾ばかりの僅かなフジバカマだけでした。

ビオトーブの池にリスアカネ。

アオイトトンボ、こんなふうに縦に止まっているのは初めて見たかも。

たぶん初見のリスアカネ♀、♂と較べてずいぶんずんぐりした体型です。

リスアカネ♂を真横から、♀よりカッコいいです。

ピンボケですが、交尾中のアオイトトンボ。

もみの池は周囲のもみの木の森の草むらがきれいさっぱり。ちょっと前のもみの池からは想像もできない姿ですが、たぶん木を育てるためのやむを得ない処置と思われます。いつもなら引き返して野鳥の森や水鳥の池へ向かうところですが、昨日それなりに歩いているので、このまま日本庭園へ向かいます。

森の中でジャズライブ。サックスとドラムはベテラン、キーボードとベースが若い人のカルテット。電気を使わない音は心地いいです。

太陽の塔が近づいてきました。ヒメアカタテハです。お祭り広場からは吹奏楽が聞こえてきます。聞き覚えのあるメロディが次々と聞こえてくるのですが、曲名は思い出せません。

日本庭園に入ると一挙に静かに、松の洲浜には誰もいません。もう少し行くとアンプの低温がまた響いてきました。

メジロが10羽くらい、目の前の木に入りました。その中の1羽です。

日本庭園

深山の泉は藻が繁殖して、カワセミは不在。

心字池を裏側から。

まとまった数の小鳥の混群が間近の木の中に入りました。大好きなヤマガラです。

樹洞にメジロ。何か宝物を隠してあるのかも知れません。

いつものように混群にコゲラ。早めの紅葉はモミジバフウだと思います。

日本庭園東端の蓮池を超広角で撮ってみました。

オンブバッタです。交尾中に限らず小さな♂が♀の上にのったままのことが多いそうです。

蓮池の南側に知る人ぞ知る出口専用の回転ドア。カタカタカタという音が好きで動画に撮ってみました。

万博公園の外

モノレールの橋脚下に一面オレンジ色のお花畑。

オレンジの花はマリーゴールド、イチモンジセセリが止まってました。

最近なにかと自分と仲のいいオオスカシバもやってきました。

タマスダレとヨメナ、オレンジ色ばかり見ていた目に優しい色です。

オレンジ色の尖った花びら、Googleレンズはキバナコスモスと主張するばかり。真ん中の筒状花や葉っぱもまさにキバナコスモスも、詳細は不明です。

ふつうのキバナコスモスにセイヨウミツバチ。

ピンクのバラとシュウメイギク。


谷九まで帰ってきました。千日前通の生垣にシジミ、外側を見せてもらってウラナミシジミと確認。