二色の海
シギチの秋の渡りはとっくに終わっているはずですが、新しいカメラを試してみたくて男里川河口へ。
緊急事態宣言が明けたということよりも、カメラを買って懐が寂しくなったので、サザン自由席で。泉佐野から1000系のボックス席で樽井に到着。
線路端のアメリカアサガオ、背景は我が母校の泉南自動車教習所です。
右岸の堤防に上るとUPS機、これまでのカメラと明らかに異なる機体の鮮明さ、向こうに明石海峡大橋の淡路側の主塔もくっきり。手前の橋脚はA滑走路の誘導灯です。
ランディングしました。アンカレッジからのB787、定刻より30分ほど早着。こちら側と関空側で潮の流れが違っているのか、海の色がくっきり分かれ、質感も全然違っています。何故?
右岸河口を18mmで撮ってみると地球の丸さとは逆にレンズに沿って微妙に歪んでいたのでPhotoshopで補正しました。ヒドリガモはピンぼけ。
なんばで買ってきたサンドイッチを食べ始めたとたんミサゴが登場。
右岸といえば、ハクセンシオマネキです。
中洲のイカルチドリ。
ファミマでトイレを借りて出てくるとイカルチドリがいた辺りにサギとカワウがいっぱい下りてきていました。
対岸にイソシギ、60mくらい離れてこれくらい撮れればOKです。
砂団子が広がる尾崎の浜、18mmで撮るとテトラポッドの防潮堤が歪んでます。潮の干満からして砂団子は数時間以内に作られているはずですが、スナカニやコメツキガニは現れず。
エバー航空機がテイクオフ、S1で撮った写真と比べるとやはりかなり鮮明です。
堤防の外の以前は野良猫たちが住み着いていた草むらに蝶がいっぱい舞ってました。ヒメアカタテハです。
いっぱい舞っている蝶のほとんどはウラナミシジミ。内側が茶色っぽいのは♀。
尾状突起がとってもオシャレ、地味な黄色い花はコセンダングサ。
ベニシジミも。
明石海峡大橋がよく見えます。淡路の岩屋付近は浮島状態。手前にびっしり並んだパイプのついたブイは何の目的なんでしょう。
尾崎の浜の潮位が上がってきて、さっきまで砂団子の広がっていた辺りも水没してきています。スナガニやコメツキガニはどこへ行ったんでしょう。不思議いっぱいの男里川河口〜尾崎の浜です。