桃陽ハッピーガーデン
最近お気に入り、上本町と桃谷の中間、石ケ辻、筆ケ崎、細工谷のお散歩コースです。
ハナノナアプリをかざすとホトケノザと教えてくれました。街路樹には生け垣のクチナシ。
百花園
赤十字病院や上本町タワーといった大規模病院やタワマンに囲まれた一画に桃陽健康ひろばというたぶんゲートボール場、そのフェンス沿いに桃陽ハッピーガーデンと掲げられた、ちょっとした庭園というか大きめの花壇があります。
長さ50m×奥行2mくらいの花壇、おそらく公有地を開放して園芸好きのご近所さんたちにお任せしているものと思われます。この花壇、長居植物園よりすごいんじゃないかと思われるくらいの品種、それにたぶん今が一年で一番の花盛りかと。
猫じゃらしのような花はオオベニゴウカンではなくてキャットテール。ベニゴウカンは後で出てきますが全然違った形です。
回れ右した街路樹の下草はバーベナ。
いずれもフィッシュゼラニウムと出てますがピンクの方はローズゼラニウム(ニオイテンジクアオイ)、赤い方フィッシュゼラニウムで当たっていると思われます。同じフウロソウ科なのに葉っぱや花茎の形状がかなり違っています。
サフランモドキです。
それからサフランモドキに形が似ているもののずっと色っぽいガウラ、白蝶草、山桃草とも呼ばれるようです。
トウワタ、赤い部分が花でオレンジ色の部分は副花冠というそうです。
ハンゲショウ(半夏生、または半化粧)、白い大きな花びらのようなのは葉っぱです。
おなじみのアガパンサス。
草花だけじゃなくて樹木も花を咲かせています。紫の密集花はフジウツギ。
とても可憐な赤紫の花はさんざん調べてスイレンボクの木と判明、盆栽にもなるらしい。
赤い刷毛みたいな花はベニゴウカン(紅合歓)の木。
ホオズキの袋がぶら下がってました。この袋は萼だそうです。
街路樹の下草のシルバーリーフはシロタエギク、黄色い花とのコントラストがお見事。
ペチュニアと出てますが、よく見るペチュニアと葉っぱが違っています。メキシカンペチュニアかと。濃い青紫はガラニティカセージ、ガラニティ・カセージじゃなくて、ガラニティカ・セージ、まるで人工物のような色艶。
撮れていない花や、まだ見落としている花が少なくなく、おそらく100種類くらいあるのでは、まさに百花園の趣です。
細工谷の街路樹のヤマモモがたわわに実ってました。ひとつぶ失敬してつまんでみたところ、酸っぱいだけで甘みはないもののほのかに桃のフレーバーは感じました。
夕方にもう一度
やはりiPhone12 Proは色温度が高すぎ、RGBのGが強すぎるようです。夕方にカメラを持ってもう一度行ってみました。
八重のクチナシと一重のクチナシ。時間帯で光の加減が違うことも影響しているとしても↑の写真の緑と違いすぎです。
お昼には気づかなかった穂先に開いた赤紫の花はアレチハナガサ。1957年以降に入ってきた外来種らしく、ここでも園芸品種じゃなくて雑草ですが綺麗です。
ガウラの花をアップで、とても繊細な感じがとても気に入りました。
蕾がいっぱいのユリはたぶんヒメユリ、数日おいてまたチェックすることになりそうです。
ローズゼラニウムもアップで。
網目になったスケルトンのホオズキもありました。
半分だけ白くなったハンゲショウの葉っぱ、夏を過ぎるとまた緑に戻るそうです。
ちょっとクローズアップしすぎて何の花か調べるのに手こずりましたが、ユリアザミと分かりました。
街路樹の下草にお昼に来た時には見なかったオシロイバナが満開。
夕方に開く花、もう一度やってきてヨカッタ!