マヒワ

大阪も史上最速桜の開花宣言と聞き、大阪管区気象台ソメイヨシノ標本木を見に行ってきました。

西の丸

標本木の開花は僅かですが、周囲の木はもう少し開いてます。

ソメイヨシノはこれからですが、ユキヤナギがピークです。迎賓館前のソメイヨシノは個体差が大きく、ユキヤナギの生垣は満開。

真っ白なユキヤナギを背景にピンクの花、カイドウだと思います。

ちょっとピークを過ぎた朱色の花、ボケです。この前吉城園でボケを見た時、初めてじゃない気がしたのですが、ここ西の丸でした。

鮮やかなオレンジ色のアトリ。

トントントン、と聞こえてきて探してみるとやはりコゲラ。

10mほど先にのっぺりした幹の木(たぶんクロガネモチ)に移動。

あっ、赤い羽根が見えます。それも左右両側。赤い羽根は男の子の特徴で、コゲラにはしょっちゅう会えるものの赤い羽根はなかなか見られません。

大股広げてのっぺりした樹皮をしっかりホールド、キツツキというよりもほとんどカブトムシです。

西の丸からの天守閣は背景が空だけ。飛行機雲がたなびいてました。

花メジロ。

西の丸仕切門前のシダレザクラ、太くて短い幹に枝が一本だけ。1/1の盆栽という感じです。

神社裏

四番櫓跡の石垣には桜があったかと。なんか寂しくなってます。お嬢がいました。彼女ももうすぐ旅立ちです。

ウグイスがよく隠れている三番櫓跡下の生垣もユキヤナギとは気づきませんでした。よくコサメビタキが止まる一番櫓前の枯れ木のような木もソメイヨシノとは気づきませんでした。

雁木坂の内堀側にカワラヒワ。

梅林

密を恐れてピーク時は避けていた梅林です。摩耶紅が僅かに残ってます。ツグミが凛々しい。

月影のジイさんは小さな実を生らせています。花が散った後、実を生らせている梅と丸坊主の梅があるのが不思議です。

ユキヤナギの小道です。今まで気づかなかった鹿ヶ谷という紅梅も花を残していました。

カワラヒワ、にしては体全体が黄色いです。初見のマヒワです。

じっとして大サービス、背景の青はOBPクリスタルタワーです。

足元に下りてくると色鮮やかでビックリ。

アトリ、カワラヒワ、マヒワと今日はアトリ科の大アトリです。

日の当たる場所に出るとさらにレモンイエローが際立ちます。すっくと起き上がって飛んで行きました。初見の鳥のことをライファーというそうですが、ちょうど1年前のヤツガシラ以来のはず。

頭上にはカワラヒワ。

ロウバイに代わる黄色い花、パネルをめくりレンギョウと分かりました。

桃園で源平桃が見事です。

城南の桜はまだまだですが、人工川ほとりのヨウコウザクラが艶やか。