シロチドリ舞う河口
電車に乗って大好きな場所へ。シギチの渡りにはまだ早いですが、シロチドリに会えればOKです。
ガラガラの空港急行から泉佐野で1000系の和歌山市行普通に乗り換え。シートモケットが張替えられたボックス席で樽井へ。
河口右岸へ向かう緑道でカワラヒワが出迎えてくれました。
イソコも待っていてくれました。
男里川河口右岸、潮位は高めで上げ潮です。関空はがらーん、よく見るとボーディングブリッジにつながっているのは背の低いジェットスターA320が2機だけ。
シギチ11羽が川上へ。左岸の河原に下りたので追いかけて行ったら、右岸先端へ移動。11羽じゃなくて14羽います。
ハマシギかと思ったらシロチドリでした。落ち着くことなく、また全員で左岸へ移動して行きます。
ボラのジャンプがバッチリ撮れました。50cmはありそうです。ヒドリガモのタケノコ。
左岸のシロチドリ。
右岸河口の泥干潟は地形が変わってました。カニたちは大丈夫か、ハクセンシオマネキは見当たらなかったもののヤマトオサガニは見つかりました。よく見ると大きなヤマトオサガニを囲んで目だけが目立つ小さなヤマトオサガニがいっぱいいます。
右岸河口外側にカンムリカイツブリのカップルが2組。
ひっそりした関空をバックにカンムリカイツブリ。ほどなく駐機していた飛行機が離陸。
尾翼にZ、見たことのない飛行機です。フライトレーダーでチェックすると、ZIPAIR ZG986便 ボーイング787-8 Dreamliner 機体番号JA825Jと詳しくでてくるものの、KIX→N/A、つまり行先不明になってます。
調べてみるとJAL系の新しいLCCで、5月から羽田-バンコクに就航らしく関空への習熟訓練飛行のようです。行先は成田と判明。JAL系LLCにジェットスターが既にあるので、JALとジェットスターの中間層を狙ったマーケティングらしく、上級シートはフルフラットだそうですが、現状、予定通り就航できるのか心配ではあります。
菟砥橋を渡って、いつものセグロセキレイ。右岸の工事は完了したようです。
ボラのジャンプはいくらでも撮れます。
ボラの魚群もくっきり。川べりをゆうゆうと泳ぐでっかいやつも。でも河口にいるボラは泥臭くて不味いと友人のHさんに教えてもらったばかり。周りに釣り人も川遊びの子どもたちもおらず、アオサギやカワウたちも見向きすらしていませんでした・
左岸先端です。ジェットスターが離陸。ジェットスター・ジャパンじゃなくてジェットスター・アジアのマニラ経由シンガポール行。ジェットスターの尾翼の☆とJETの順番が記憶と異なります。ジャパンとアジアで違うのかと調べてみたものの、会社毎じゃなくて、混在しているようです。
左岸の石積堤防に腰を下ろしてサンドイッチを食べているとシロチドリがランディング。シロチドリたちの着陸地点は左岸先端で近づけません。
Peachの鹿児島行が離陸。A330は中国国際航空北京行、乗客は殆ど居ないと思われますが、航空貨物を運ぶ役割もあります。
尾崎の浜で漸く間近にシロチドリが2羽。
近づきすぎないように慎重に撮っていたのに、シロチドリたちが驚いて逃げて行きました。自分が近づきすぎたんじゃなくて、悪いのはアオサギです。
砂浜に続く小さな足跡はたぶんシロチドリ。
FedexのMD11、たぶん関空発着で唯一の三発機です。風はさほど強くないものの海は荒れ模様。
数えてみるとボーディングブリッジにつながってる飛行機は7機に増えてました。上空にユリカモメ。
尾崎港周辺にはツバメが多数。まだ巣が無いのでずっと飛び回っていて全然撮れませんでした。
砂浜の黄色い花はナルトサワギク、特定外来生物に指定されてました。堤防の外に群生していた黄色い花はオキザリス、どちらもGreenSnapにアップしたら、あっという間に解答をいただきました。
帰りも1000系のボックス席、シートモケットが張り替えられていないバージョン。男里川で名残のラストショット。
シギチは予想通りシロチドリだけだったけど、予想以上にいっぱい会えたので満足です。