バードウォッチングのススメ

今日もランチタイム登城、修道館周辺、神社裏周辺は静まり返っていて桜広場へ。

ジョウビタキとメジロ。

間近で色んなポーズを楽しませてくれるメジロたち。

近くにいたバーダーさんがウソがいますよ、と教えてくれました。うそっ、とカメラを構えるとシメ。ウソじゃなくてシメですよ、とご教示。可愛くも見え、強面にも見えるシメです。

桃園にツグミ。艶やかな源平桃が花を開いていました。

水上バスが欠航で寂しい八軒家浜、OMMのレストラン街も休業店舗が少なくないです。サンマルクもガラガラ、それに喫煙コーナーが無くなっていました。

梅林には僅かに花が残り、そこそこ賑わってます。まっすぐ上に伸びた梅は緋の袴。梅林のローソンもまだ営業していました。

梅林にはたくさんバーダーさんがいるものの、レンジャクは現れず。お堀端にシロハラ。

木の洞にシジュウカラ。ちょうどダーウィンが来たでシジュウカラの特集をやってました。ヤマガラがシジュウカラの言葉を理解すると知りびっくり。細いネクタイは♀、これもダーウィンが来たに教えてもらいました。

エナガが登場。シジュウカラと混群のことが多く、同じカラ類なので、言葉が通じるのでしょうね。

近くにいた一眼レフのおじさんから、あの小さい鳥は何ですかと聞かれ、エナガですよ、とご教示。さっきシメを教えてくれた人もたぶんそうですが、バードウォッチングのビギナーさんかと。お城でバードウォッチングする人が増えてきているように感じます。

今のような鬱屈した世の中でも楽しめる、濃厚接触の心配が少ない、バードウォッチングの世界は率直にありがたいと思います。神社裏でルリビタキに会ったのが鳥見にハマるきっかけ、まだ6年しか経っていません。

双眼鏡やフィールドスコープだけで写真を撮らないベテランバーダーさんも少なくないですが、ビギナーさんには、自分のように5万円くらいで買えて持ち歩きやすい超望遠ズームのネオ一眼がオススメ、ウチへ帰ってからネットで何の鳥かじっくり調べることができます。

コゲラがトントントン。ママ友グループの1年生くらいの女の子が、あっ、鳥や!と見つけられるくらいの近さです。ママさんの、えっ、キツツキ?という声が聞こえたので、ハイ、キツツキのコゲラです、とご教示。自分も6年前以前は、キツツキなんて信州の森とかに行かないと会えないとばかり思っていました。

USJや海遊館に行けなくても、身近な場所でもワクワクすることがいっぱいある、と少しでも伝わったとしたら嬉しい限り。

すっかり花を落としてしまった月影のじいさん、よく見ると小さな青い実が成っていました。首の皮一枚で地面から養分を吸収するばかりのじいさん梅でも、しっかり実を成らせるとはちょっと感動。

バードウォッチングやってると鳥だけじゃなくて、きっと植物や昆虫にも興味が惹かれ、季節の変化にも敏感になります。

ハクモクレンが満開。いつもはバスで満車の城南駐車場は完全にからっぽ、かと思いきや、なぜかバスが1台だけ。観光客じゃなくて、少年野球の送迎バスでした。

年末の冬至梅や香篆梅の開花から今日まで今季11回も大阪城梅林を訪ねていました。