鮮魚列車と赤胴車
鮮魚列車が3月13日で運行終了、最後の土曜日運行を撮りに行ってきました。
ウチから10分もかからないのですが、駅に着いた時には既に3番線に入線していました。慌てて撮ったのでぜんぜんピントが合ってません。近鉄最後のサボ付の定期列車が鮮魚列車ということになるかと。鮮魚列車について3年前の乗車記で詳しく書いてます。鉄友のAさんに遭遇。
もうひとつ近々に新型に置き換えられるらしい阪神武庫川線へ向かいます。このところ電車の乗るのをできるだけ避けていたのですが、快速急行は空いていてかぶりつきをゲット、やはり電車は楽しいです。
何と6年ぶりの武庫川線です。武庫川駅に赤胴車、両開きドアの7890・7990形です。武庫川線用の赤胴車は2連x4本あって、片開きドアの7861・7961形が3本、両開きドアの7890・7990形は1本だけ、ガラガラガッショーンの片開きドアに乗りたかったけど、レアモノの乗れたと満足しておくことにします。
振り返ると本線下に7861形が待機中、昼間は1編成だけが行ったり来たり、ラッシュ時は2編成が東鳴尾で交換する運用になります。
かなり窮屈な感じの7890形の運転室。昭和49年武庫川車両のプレート、縦に桟が掛けられたスピーカー、細かい模様が入った化粧板、丸みのある照明ケースも昭和っぽいです。関西大手私鉄で今も祝日に国旗掲揚しているのはどうやら阪神電車だけだそうです。こんど祝日に乗ってみよう。
目盛を回す行先表示変換器、いっぱい種別や行先があるものの今や使われるの「武庫川-武庫川団地前」と「回送」だけ。東鳴尾に到着。
武庫川団地前に到着、駅前ではタイガースタクシーが客待ち。
線路沿いを歩きます。武庫川河口です。
カヌーをしている人たちと飛んでるオオバン。
総延長1.7km、沿線の片側は武庫川の土手、逆側は住宅がびっしり、線路沿いは金網のフェンスで覆われているので撮り鉄ポイントは限られます。武庫川団地前から出てきたところとです。
六甲山をバックに東鳴尾駅に入線するところが撮れました。
武庫川駅に戻ってきました。武庫川団地前へ向け発車した7990形と、本線高架下で安く7861形です。車体形状が違っていて7861形は裾に丸みがありません。夕方になると7861形の前の停止板を引っこ抜くはずです。もう置き換え用5500系の2編成が登場しているので赤胴車は3月いっぱいかと思ったら置き換えは5月末とのこと、それにあと2編成も置き換えられるはずで、まだしばらくは赤胴車の乗れそうです。シギチがやってくる頃、片開きドアに乗れそうです。。
せっかくなので、香櫨園浜へやってきました。
シギチの季節はまだですが、オナガガモが数十羽。オナガガモも緑に光ると初めて気付きました。
仲良しカップルが多いです。夙川の水は透明度が高いものの魚は一匹も見当たりませんが、ネコヤナギが咲く気持ちのいい散歩です。
上本町に戻ってきたらちょうど鮮魚列車回送が入線するところでした。
松阪行のサボが取り付けられます。
ギャラリー約百人、みんな大好き鮮魚列車。トイレもボックス席もあります。
前方にはサボは掲げられておらず行先表示機に「鮮魚」。運転手さんが乗り込んでライト点灯。
ギャラリー約百人、乗客ゼロで松阪へ向かって行きました。
3番線の「鮮3」の停車位置票、ホームの先っちょにあるのは、3番線降車ホーム先、シェラトンホテル裏辺りに搬入搬出用の出口があるからです。