スナガニと花火

8月になったばかりですが、シギチたちの秋の渡りが始まっているはずの男里川河口へ、3ヶ月ぶりです。ほぼ大潮、関空島の干潮のピークは午後2時半で潮位6cm、いつもよりかなり遅い炎天下の鳥見です。それでも最高気温は32℃くらい、大阪市内より3度も低いです。

河口に数百羽のウミネコ、賑やかです。

男里川右岸

やはり戻って来てました、キアシシギ。

ハクセンシオマネキは中洲側にもびっしり。白い点々は全てハクセンシオマネキです。

アシハラガニです。かわいそうに右手のハサミを欠損してますが、脱皮すれば再生できるそうです。

手前にいるヤマトオサガニと較べるとかなり大きいです。何度も観察している場所ですが、ここでアシハラガニを見るのは初めて、それもかなり数がいそうです。

目の下に泡を吹いてるアシハラガニ、甲羅の縁のリベットみたいなブツブツがカッコいいです。別の個体を横から、茹でると赤くなりそうな色です。

ウミネコからちょっと離れてシロチドリ。ウミネコに囲まれてキアシシギ。

ウミネコ大軍団の向こうに関空。干潮でも右岸の地形が今までと違っているように見えます。

菟砥橋経由で左岸へ回ることにします。右岸堤防の内側からミューミューと聞こえてきます。大きなホッチキスの針のような堤防を越えるためのステップを少し上って覗くとキアシシギ。複数いるのですが、左岸へ回ってもたぶん見つかるはず、堤防を越えるには更に大汗を書くことになるので内側に降りるのは止めました。

大阪市内より温度が低めとはいえ炎天下の鳥見はいつもより体力を消耗するのを実感します。まさにオアシスのような菟砥橋のファミマに辿り着き、缶チューハイと肉まんゲット。イートインコーナーにへたると座った椅子は自分の汗でびっしょり、肉まん用にもらったウェットティッシュで拭っておきました。

男里川左岸

左岸の堤防を下ります。黄色い足はコチドリの幼鳥かと。もう1羽はイカルチドリっぽいです。

やはり左岸からも中洲にキアシシギ。秋のシギチの渡りの一番手として毎年7月末には戻ってくるキアシシギ、シベリアやカムチャッカの繁殖地からニューギニアやオーストラリアの越冬地へ移動の途中ですが、同じ個体じゃなくても5月までここにいたキアシシギなので、ほんまにシベリアで卵生んでちゃんと育ててきたんか?と思います。

左岸河口も何か地形が変わってしまった気がします。干潮でもこんなに広くなかったはず。南風が吹いていて堤防の陰より日向の河原の方が涼しいです。

結構まとまった数のキアシシギがいます。すぐ近くで採餌していたのに自分が近づきすぎて、みんなあっちへ。お食事のおじゃまをしてしまいました。

離陸機を拡大してみるとチャイナエアラインのジャンボカーゴ。12:55発のCI5155便が3時間ほどディレイしてます。

ハママツナの群生は左岸にしかありません。逆に右岸でハクセンシオマネキを見ることは殆どありません。僅かな水の流れを挟んで生態系の大きな違いが不思議でなりません。

薄紫の花はハマゴウ、果実は蔓荊子と呼ばれ、滋養強壮や消炎の漢方薬になるそうです(参考)。

尾崎の浜

テトラポッドの向こうをウミネコ軍団が南の方へ移動していきます。尾崎の浜のいつもの場所にシロチドリ。

砂浜に広がる砂団子発見(Photoshopでゴミを掃除しています)。コメツキガニがいました。ずっとじーっとしているので抜け殻か、と思ってちょっと近づくと逃げ出しました。

スナガニも穴から出てきてくれました。

コメツキガニです。レンズを引くとこんな感じです。

コメツキガニの巣穴は直径2cmくらい、スナガニの半分くらいです。巣穴周辺の砂団子の数も少なく、スナガニより少食と分かります。スナガニ同様お腹は透明なピンク。

スナガニから5m程離れて撮ってます。それ以上近づくとサササッと巣穴に引っ込んでしまいます。

例によって手ブレ動画です。

目の脇の窪みは目の収容スペースです。

淡輪

友人に誘ってもらった淡輪ヨットハーバーの花火大会へ向かいます。5時の約束が気づいたら5時15分前、スナガニに夢中になりすぎました。

鳥取ノ荘-箱作間の車窓です。淡輪からヨットハーバーへ向かう道、住宅街のどんつきに海、ゆっくり歩いてみたい町並みです。

淡輪ヨットハーバーに着いたのは6時過ぎ、まだ日は高く、モトクロスバイクとか、フラダンスとか、色んなアトラクションの真っ最中。

自分の超望遠ネオイチは遠くの小さなカニは上手く撮れても夜の撮影がからきし苦手、iPhoneで撮ってます。