103系で大泉緑地
大泉緑地へは御堂筋線で行くものとばかり思い込んでいたのですが、JR堺市駅からも遠くないことに気づきました。
堺市へは当然快速に乗らずに普通電車、天王寺側が高床運転台、和歌山側が低床運転台のHK608編成です。
張り上げ屋根や大窓に改造していない体質改善30N更新ですが、車内は清潔感があって、乗り心地も悪くないです。それでも窓の取っ手が昭和のまんまです。
計器類のパネルが黄ばんだ運転台、ブレーキハンドルの白い手袋がとても似合います。窓の上には携帯用電話機と書かれた大きな箱があります。何が入っているのでしょう。
環状線の103系が一瞬並行しますが、あっちの方が既に加速が付いていて追い抜いていきます。
乗務行路表を覗くと、日根野まで何と1時間27分かかります。評定速度24km/h。
ほぼ各駅毎に撮り鉄さんたちを見かけました。去年南海7000系を追いかけてたお仲間も少なくないはず。
4連の103系とすれ違い。同じ低床運転台も原型の正面3枚窓、屋根にはグローブ型ベンチレーターのクハ103-193(HJ408編成)です。
鶴が丘で関空・紀州路快速に抜かれ、杉本町でもはるかと日根野行快速に抜かれます。
21分かけて漸く堺市に到着しました。21分乗っても180円、御堂筋線で天王寺からなかもずまでの280円と比べると圧倒的に楽しくて安いです。
堺市駅の踏切、とても何気ない光景ですが、遠からず何気なく見られなくなるはず。
堺市駅からレンタサイクルで15分ほどで大泉緑地、バーダーさんも多いですが、メジロも多いです。
何かと悩みが多そうなコサメビタキです。
東側の田んぼ、ノビタキを期待したけどあえず、高鳴きのモズだけ。
大泉緑地に戻りベンチで休んでいると、お久しぶりのアオモンイトトンボ。イトトンボって探そうとしても探しても見つからないけど、こうやって向こうから自分の視野にやってきてくれます。
ちょっと寄り道して大和川橋梁を浅香駅の土手から撮り鉄。103系HK602編成と281系3連回送のすれ違い。逆光ぎみの上流側からですが、後から見てみると、この方が写真に立体感があって、いい感じです。
ガードを潜って順光の下流側へ移動、103系HK606編成、ボディの塗装が荒れているように見えるのは気のせいかな。
229系くろしおと205系。205系は今後転属予定らしく、関西線だとすると山手線カラーの205系復活という可能性も。