天皇杯の長居

地下鉄長居で降りると、ドドドッと下車する人の波、長居スタジアムで何かイベントがあるようです。天皇杯かも、とググッてみると、セレッソは早々に脱落、ガンバは万博、ヴィッセルvsレッズの準々決勝がここ長居です。ホームアンドアウェーがあまり明確じゃない天皇杯ならでは。レイソルもまだ勝ち残っていて仙台での試合。

正門前の売店で、おでんと熱燗でちょっと温まって植物園に入ります。自分自身はちょっとええ塩梅になったものの、植物園は至って寂しくなってました。。

池の周辺や小島のススキは殆ど刈られてしまってます。アジサイ園周辺の林も小枝が殆ど伐採されてしまって、寒風吹きすさんでいます。林の向こうから、オーレー、オーレーとレッズサポーターの雄叫びが響いてきます。

阪神電車と地下鉄を乗り継いで来れるヴィッセルサポより、埼玉から遠征のレッズサポの声ばかりが聞こえてくるようです。個人的にアンチレッズなんですが、さすがです。

植物園中、花も殆ど咲いていませんが、池の東側の島の真ん中、全然目立たないところでスイセンが満開です。

これだけ木や草が刈り取られてしまうと鳥が見つかるとも思われず、カモたちの着水シーンで撮影練習、マガモとホシハジロは確認できますが、あとはわかりません。

空き空きになったスイレンの中、カイツブリがお寛ぎモードで、いろんなポースを楽しませてくれます。

カワセミ♀も、この前見た子と同じ子かと。天皇杯準々決勝は、ハーフタイムになったようで、急に静かになりました。

20年程前、天皇杯で鹿児島まで遠征したことを思い出しました。柏JTB主催のツアーで、前日指宿温泉泊、翌日鴨池陸上競技場でレイソルvsマリノスを観戦して帰ってくるという日程でした。試合は負けましたが、帰路はレイソル、マリノス両チームの選手たちと同じ飛行機になりました。

通路をはさんで、隣の席がマリノスの清水秀彦監督。思い切ってサインをお願いしたら、快く書いていただき、監督の向こうのラモン・ディアス(その年のJリーグ得点王、後のリーベル・プレート監督、現パラグアイ代表監督)を指して、こっちはいいの?と聞かれ、ぜひぜひ、とお願いして、ディアスのサインまでもらって大興奮。

他に、ビスコンティ、木村和司、水沼貴史、エバートン、井原正巳、松永成立…、と錚々たるスーパースター軍団でした。レイソルの選手たちの席はちょっと離れていました。まだJリーグ昇格前、カレカの頃です。


今日の長居の結果は、0-3でレッズ、仙台のレイソルはPKで準決勝進出。