鈴蘭台→鵯越→二郎その1

去年の夏行ったコースをたどってみたくなりました。鳥より鉄メインのつもりです。

いつものように新開地駅構内の喫茶店「U」のモーニングで腹ごしらえ、北アルプスの入口が松本だとしたら、須磨アルプスの入口は新開地、というキブンになれるお店です。

鈴蘭台の住宅街で聞き覚えのある鳥の鳴き声、屋根のてっぺんにシャチホコみたいなイソヒヨドリ。車両基地を眺めながら石井ダムへと向います。

車両基地を過ぎ、関係車両と人しか通れない道路に入ると、山の雰囲気が濃くなります。湧き水の流れと、小さなガーター橋。

1100系と1300系、よく似てますが先頭車のドア位置が違っていて、1100系は運転室後ろにシートがあり、ゆっくり座ってカブリツキができます。

シジュウカラの声が山に響きわたっています。

菊水山トンネルの出口の上あたりから、1100系と5000系。東側は木立、西側は太い電線があってどっちもイマイチ。

ダム湖の入口で道はふたつに分かれます。前回は雨が降っていて上の道を行ったので、今回は湖底の方の道を行くことにします。

ホオジロがバタバタっと。

ダムを見上げたところとダムの内側です。235や230の目盛は水位ですが、標高と同じ意味のようです。

ダムに着きました。遠く海が見えるのですが、今日は霞んでます。

ダムからの俯瞰写真を撮るのが一番の目的だったのですが、イマイチです。露出オーバー気味なので、4枚ともレタッチしていますが、それでも夏の写真の方が余程インパクトがあります。緑が鮮やかな時期にまた来ることにします。4枚目は最新鋭の6000系ですが、やはり神鉄には赤の方が似合います。

ダム外側の威容です。両側に階段があるものの、東側は閉鎖されています。膝を庇いながら下まで着くと、ハッピートレインの下り電車が上って行きます。この勾配感はここでしか味わえません。

ダムから下りると六甲全山縦走路の一部にもなっているハイキングコースになります。菊水山をめざすハイカーさんたちと多く行き交います。膝と相談していずれ自分も行ってみたいと思います。

前回見逃してしまった菊水山駅、ハイキングコースのすぐ脇にありました。2005年から休止扱いの駅です。ヤマガラがとてもいい声で鳴いていました。

ヒメリュウキンカとツバキ。

初めてお目にかかる蝶、テングチョウです。

その2へ続く