今どきのプリンタ
何年かぶりに痛風の発作が出て、だいぶ良くなったのですが、しばらくブログ更新をサボってしまいました・・・
請求書を印刷しようとしたところ、紙の挿入がが少し歪んでいたようで、グシャグシャとなって、巻き込んでしまいました。何とか紙を取り除いたのですが、それでも小さな切れ端がローラーに挟まっているのが見えます。
ローラーを動かすレバーとか探したのですが、そんなのありません。昔のプリンタってレバーとかあったはずですが、今どきのプリンタには無いようです。良く見てみると、このプリンタで機械的に動かせる部分はどこにも無いようです。
下手にいじると余計おかしくなりそうなので、紙の切れ端はそのままにして、再度印刷しようとすると「マゼンタのインクが無くなりました」というエラーメッセージ。
印刷したいのは、スミ1色の請求書です。プリンタの設定をグレースケールに変更したのですが、やはり「マゼンタのインクが無くなりました」というエラーが出るばかりです。
しょうがないので、マゼンタのインク買ってきました。ビックカメラで1050円です。インクを取り替えて再度印刷を試みると、紙の切れ端も取り出せて、無事印刷できましたが、今度は印刷がおかしいです。エクセルの罫線がずれます。
なんか方法があるのでしょうが、眼をつぶってそのまま請求書は発送してしまいました。
1年ほど前に1万円ほどで買った製品です。ハードはそのメーカーでは一番安かったのですが、インクは同じメーカーの他機種のように互換の廉価製品も出回っていなくて、純正品しか売っていないことに後から気づきました。他のメーカーにもっと安い製品もあったのですが、そのメーカーのインクはもっと高いです。
5本使うので、インクを2回全部取り替えるとそれだけで、本体の購入価格を上回ってしまいます。5本の内1本でもインクがなくなると動かなくなります。5本の内、2本はブラックで、ブラックが2本揃わないと動きません。
最近はエコとかで、インクのカートリッジを回収するようですが、昔のビール瓶の回収のように、インクのカートリッジを返却しても何も支払ってもらえません。良く見てみたらカートリッジにもパッケージにもインクの容量すら書いていません。
タミヤカラーで10mlのアクリルカラー1本が150円です。プリンタのインクはおそらく5mlも入っていないですよね。カートリッジもプラケースに電気接点兼用の簡単なICチップが付いている程度です。それが1000円・・・
あまりにも高いインク、ユーザー自身では簡単な修理も許されない構造、使う必要のない画像管理とかのアプリケーションをドライバと抱き合わせで強制インストール・・・
前から気になっていましたが、消費者をなめているとしかいいようがない、進歩の無いプリンタ業界だと思います。