ViewsのFrontpage
Drupalをインストールしただけだとフロントページ(トップページあるいはホームページ)には「Drupalウェブサイトへようこそ…」と表示されてしまいます。自分もDrupalを始めた頃はCSSでこの部分をdisplay:noneとかやっていたのですが、これではSEO的にも問題があります。
Drupalのフロントページの作り方には3つの方法があります。
1つ目の方法、コンテンツを作成して、掲載オプションで「フロントに掲載」にチェックを入れると、そのコンテンツのティーザー(冒頭部分)がフロントページに表示され、「Drupalウェブサイトへようこそ」は表示されなくなります。この方法では最新の情報を上位に表示するなどダイナミックな表示ができますが、表示する要素はコンテンツのティーザーに限定され融通の効かないものになります。
2つ目の方法は、フロントページにしたいページを作成し、管理セクション>サイト情報、でデフォルトのフロントページをそのページ、あるいはそのエイリアスにします。この方法では、好きなようにフロントページを構築できますが、固定的なフロントページになってしまいます。
3つ目の方法は、Viewsを使う方法です。Viewsをインストールすると、デフォルトでfrontpageというビューが追加されます。デフォルトでは無効状態なので、これを有効化します。このfrontpageのビューにはフロントページ用のpageとfeedがセットになっていて、予めフロントページを出力するに必要な設定がなされています。2つ目の方法の設定と同じようにデフォルトのフロントページをfrontpageとするとfrontpageのビューのpage設定がフロントページに反映されます。
オススメは圧倒的に3つめの方法です。これにより特定のフィールド、例えば画像だけやタイトルだけを一覧表示して、サイト全体へのポータル的な機能をまとめたページにして、かつダイナミックで自由なレイアウトが可能になります。
それにFeedも予め組み合わせれているので、Feedのパスをrss.xmlとしてフロントページのの内容もお好みに合わせて出力するできるようになります。
Drupalを始めたばかりの方にとっても、Frontpageビューの活用はViewsモジュールの機能の学習として最適かと思います。