Zencartの共有SSL設定と不要な表示の削除

何度も同じことをやっているのに忘れてしまい、毎回どこをいじったんだっけ・・・、とやっているので、備忘録です。ちなみにバージョンは1.3.0.2です。

共有SSL

コストをかけずショッピングサイトを開設するには共有SSLを利用することになります。これがちと面倒です。
  1. configure.phpの15行目あたり、HTTPS_SERVERを共有SSLのパスに変更し、18行目あたり、ENABLE_SSLをtrueにする。この他の設定は変更する必要はないはず。
  2. 共有SSLの場合、SSLページと非SSLページでURLが変わるので、セッション設定でクッキー使用をFalseにする。
  3. このままだと画像等への外部リンクでSSLのアラートが出てしまうので、テンプレートhtml_header.php38行目あたり<base ~/>部分を削除。
  4. CSSに絶対アドレスのリンク先を含めない。背景画像等でZencart外にある場合は内部にコピーする。

不要な表示の削除

重量別運賃にしているショッピングサイトはあまりないはずです。概ね都道府県別の距離だけです。
  1. 重量別運賃にしていないのに重量表示がされてしまうので、module/pages/shopping_cart/header_php.phpの26行目あたり$totalsDisplayからTEXT_TOTAL_WEIGHT . $_SESSION['cart']->show_weight() . TEXT_PRODUCT_WEIGHT_UNIT .を削除。
  2. 配送モジュール、例えば宅急便モジュールの場合、module/shipping/yamato.phpの112行目あたり、$this->quotes['module'] = $this->title  . ' (' . $shipping_num_boxes . ' x ' . $shipping_weight . 'kg)';を$this->quotes['module'] = $this->title; に変更。
  3. 重量計算ページへのリンクも不要になるので、tpl_shopping_cart_defaultの150行目~170行目あたりを削除。

その他忘れがちな基本設定

  1. 一般設定>配送料・パッケージの設定で、店舗の郵便番号を必ず登録しておく。
  2. ランゲージファイルmeta_tags.phpでTITLEや、SITE_TAGLINE、CUSTOM_KEYWORDSなどをサイトに合わせる。
  3. クーポンを使わない場合は、tpl_checkout_payment_default.phpの60行目~86行目あたりを削除。
こんなところでしょうか?defaultファイルは上書きせず、必ずオーバーライドを効かせ、あとから修正を何度でもできるようにしておきましょう!