姫路のどろ焼き
岡山からの帰り、お盆期間中で金券屋の回数券バラ売りが使えないし、新幹線で急いで帰ることもないので、赤穂線経由でのんびり帰ることにしました。
ドドメ黄色一色の115系4連、中間2両は221系タイプの転換クロスシート改造車、両端は昔ながらのボックスシートで、当然ボックスシートを選択します。
単線ローカル線の赤穂線、レールの継ぎ目のガタンゴトンが心地よく、沿線の海や田園風景も美しく、小さな旅気分が楽しめます。
大和西大寺の本家?の西大寺駅。自分の苗字と読みが同じの邑久駅。
白い点はたぶんコサギです。沿線でいっぱい見かけました。下りてみたいところですが、途中下車してしまうと次の電車まで1時間待ちになります。
終点近く、回りに誰もいなくなったので、電車の窓を開けてみました。何十年ぶりかの行為ですが、ボックスシートの電車ならでは。
播州赤穂で新快速に接続、223系のカブリつきを楽しんで、久々に姫路でちょっと一杯。
姫路駅北口みゆき通り商店街の一本東側の通りに立ち呑み屋さんがいっぱいあります。その入口近くのセブン-イレブンでタバコを吸っていたら、向いのお好み焼き屋さんが「姫路名物どろ焼き」と掲げているのが気になりました。ちょっと覗いていると、お店の人が飛び出してきて、席ありますよ、と。
店内はほぼ満席、生中とどろ豚(豚入りどろ焼き)、おでんを3つ頼んでみました。どろ焼きの食べ方のポスターがあって、色んなソースが並んでいます。
姫路風おでんです。しょうがが入っているのが大きな特徴です。味噌おでんとかの逆でかなりあっさり風味のおでん、美味しいです。
オムレツみたいな感じのどろ焼きが出てきました。ポスターに紹介された食べ方をひと通り試してみることにします。
1.まずはプレーンで、2.ソースとマヨネーズでお好み焼き風に。
3.明石焼き風に、4.出汁に専用ソースを入れて。
味はふわふわ度の高い、明石焼き用のたこ焼きをお好み焼きサイズにした感じといえばいいかな。どろ豚なので、タコじゃなくてバラ肉の豚がいっぱい入っています。
自分的には2.お好み焼き風の食べ方が一番気に入りました。ビールとの相性も非常によろしい。
喃風姫路駅前店です。調べてみたら既に全国展開していましたが、これはやはり姫路でいただきたい逸品です。
せっかくなので、当初の目的地「荒木酒店」でもう一杯。
店内禁煙、8時で閉店の極めて健全なお店です。
茜霧島ときゃらぶき、お酒を計量カップのようなもので丁寧に測って出してくれるのですが、規定の分量を示す赤いラインより1mmくらい少なかったので、新たなボトルを開けて出してくれました。極めて真面目なお店でもあります。