オトナの社会見学

快晴の日曜日、おっきいお友達x6+キッズx0というメンバーで阪急レールウェイフェスティバルに行ってきました。

普段は入れない京都線正雀車庫で、盛りだくさんのイベントが楽しめるという企画です。

目玉はこれ、P-6&900形乗車会です。事前に申し込むのですが、迷わずP-6にしました。P-6(デイ100)は阪急ができる前、昭和2年、新京阪鉄道に導入された、当時日本で最強の200馬力のモーターを搭載した戦前の傑作車両です。

今も116号が大事に整備され、正雀車庫に保管されているのですが、春秋のイベントにのみ登場するようです。

ちょっと逆光なのが厳しいですが、雰囲気だけでも・・・ やっぱ900形も乗りたかったな。

車内は今と同じライムカラーのクロスシート、グローブ型の車内灯、木製の内壁、網棚、ピッカピカの天井、見事に保管されています。このプチプチのリベットもいいなぁ。

カットモデルの展示コーナーには昔のサボが展示されていました。そうそう阪急のサボは南海のように裏返して使うんじゃなくて、折りたたみ式になっているんですよね。「準急・仁川-大阪」懐かしい!これ北口の車庫の脇の今津線→神戸線短絡線を通る朝の通勤時間帯の上りしか運用されてない準急で、学生時代部室で泊まった時、わざわざこれを選んで帰宅したことを思い出しました。

馬の絵のサボは阪神競馬場往復の臨時急行用です。ブレーブスの副票もなんとも懐かしい。日本シリーズの副票もあります。ブレーブスファンじゃなかったけど、福本や山田の時代強いチームでしたよね。

工場内では8000系8035編成が整備中でした。宝塚線の車両だそうです。神戸線、宝塚線にも中間車がクロスシートの車両があるんですよね。これが阪急ご自慢のピッカピカの塗装になって登場する訳です。

この他にも、はしれ!ちびっこ電車とか、表示幕でビンゴ!、マナブンジャーショー、電車部品の即売会やオークション、等々、いろんなブースが盛りだくさん、正雀工場だけでなく、京都線関連の社員の方たちがほぼ総出で対応されていました。

おっきいお友達もリアルキッズたちも思いっきり楽しめるイベントでした。