ありがとう「10005編成」特急サザンが加太線を初運行!

南海電鉄主催のイベント、ありがとう「10005編成」特急サザンが加太線を初運行!に鉄&飲み仲間と参加しました。

大阪と和歌山を結ぶ特急サザンの指定席車両が10000系から12000系に置き換えが始まっており、10000系の内、10005編成が廃車されることとなり、その10005編成を使って特急列車の走らない加太線に乗り入れるというイベントです。

8時40分なんば駅集合、既にたくさんの人が受付に並んでいました。子供が多いのかと思っていたところ、よく見かける鉄ちゃん層の他、意外と年配の人も多いです。なんば-和歌山市間を指定席車両で移動するAコースと、一般車両で移動するBコースがあって、自分はBコースだったのですが、なんと、受付時の抽選に当って、指定席車のチケットをゲット(^ ^)/  同行の仲間に申し訳ないと思いつつ指定席を利用させてもらいましたm(_ _)m

なんば駅6番線に入線、臨時列車扱いで、ふだんの指定席4両+一般車4両ではなくて、指定席2両+一般車(7100系)4両です。

なんば出発、社内アナウンスをお楽しみ下さい!

ちなみに声の主は車掌さんではなくて、南海電鉄営業企画課の方、このツアーの美人ツアコンおねえさんです。

浜寺公園でラピートの通過を退避。淡輪あたりで海が広がります。南海本線ならではの沿線風景。

紀の川を渡って和歌山到着。

何十年ぶりかでやってきた和歌山市駅、残念ながらかなり寂れてます。駅前の商店街はシャッター通りというよりゴーストタウンに近いです。

駅にある高島屋も、これじゃ高島屋ブランドが泣く、といった貧素さ、もう端からイオンやオークワとの勝負をあきらめてる感じです。

広い和歌山市駅構内

一般車を切り離した2両編成10005編成が再度入線してきます。気がついたんですが、乗り鉄さんたちって撮り鉄さんたちと違って、一眼レフの人は殆どいませんん。ケータイやスマホ、コンデジの人ばかりです。

いよいよ加太線に入ります。和歌山市-梶取(かんどり)信号所間

梶取信号所-八幡前、本線のロングレールと違って、カタンカタンという音が心地いいです。

八幡前-磯ノ浦、沿線は鉄ちゃんだけじゃなく、地元のおっちゃんやおばちゃんもでてきて写真撮ってます。

磯ノ浦-加太、小さな峠を越える加太線のハイライト部分です。

加太に到着後は撮影会、特別な計らいで線路に降りることがOKになりました。駅長さんも大サービス。

自分もマーケターのはしくれ、(和歌山電鐵みたいに)駅で猫飼ってこれ定期で走らせればいいのに、とご提案しておきました。海や温泉、おいしい魚・・・、貴志川線より、観光資源がいっぱいの加太線はもっともっと活用できるはずです。

鉄ちゃんみんなが大好きな方向幕回転ショー

加太のホテルで食事後、加太の町を散策。これまで淡路島がもっとくっきり見えていたのが、PM2.5のせいか、最近は霞んでいるらしい。

磯ではわかめやテングサが採れるそうです。

この前感動した柏原市太平寺とは全く趣の異なる、海の香りがいっぱいの古い町並みです。

東松江駅で10005編成を見送りました。ありがとう!

寂しいですが、たぶん近日中に解体されてしまうはずです。

和歌山市からの帰りは最新の12000系、サザン・プレミアム!10000系と較べて圧倒的に快適です。新幹線のグリーン車とも較べて遜色ありません。ラピートと比べるとかなり地味な外観なので、乗ってみないと良さがわからないのが惜しい。

抽選で当たったチケットと、同じく抽選で当たったBトレインの2000系です。Bトレインは参加者全員もらえるのですが、今日の主役10000系より、この2000系の方がレアモノだそうです。なんか、くじ運のいい1日でした。