梅田発浜寺公園行チンチン電車

11月16日~18日、第11回全国路面電車サミット大阪・堺大会開催に関連してググっていると、ちょっと前の記事ですが、府市統合本部で梅田-難波、難波-天王寺のLRT構想が検討されているらしいとの記事を見つけました。(記事その1記事その2、いずれもリンク先の新聞記事はリンク切れ)

記事によると2015年の開通を目指しているというから、あと3年です。実現すれば大阪がとても楽しい町に大変身することになります。

梅田-難波間は御堂筋からクルマを排除、緑地化してLRTを通し、側道を自転車道にするという計画のようです。御堂筋の側道の自転車道化は、自分も御堂筋を通る度に思っていたことで、簡単に実現できそうですが、クルマを排除してLRT化となると、四つ橋筋(北行)、御堂筋(南行)、堺筋(北行)、松屋町筋(南行)と並んでいる市中心部の交通体系を完全に変えてしまうことになり、たぶん実現は難しいでしょう。

そんな無理をしなくても御堂筋の側道に十分なスペースがあると思われ、側道をLRTと自転車用にするのであれば十分実現できそうに思われます。

難波-天王寺間は、天王寺動物園内を通って、電車からコアラを眺められるようにする、という大胆な発想もあるようです。Google Map上で自分なりにルートを描き込んでみたらこんな感じになりました。

天王寺駅前から日本橋三丁目の交差点までは大きな問題なくLRT路線を設置できそうです。日本橋三丁目からなんば駅前の部分はかなり道幅が狭いのですが、距離は短く一般車両通行止めにしても問題なさそうです。

あべのハルカスが2014年オープン、この難波-天王寺のLRTで拡大ミナミといったエリアが実現できる訳で、十分な経済効果が期待できると思います。

大阪市交通局は民営化されるので、大阪市電復活とはいえませんが、阪堺上町線とは相互乗り入れ、梅田発浜寺公園行きモ161形が御堂筋を走る姿を想像するだけで、楽しくなってきます。

その後、計画がどう進展してるか、路面電車サミットでわかるかも知れません。

写真は堺市内ですが、御堂筋がこんな感じになるかも。