繁昌亭第二百二十四週

ちょっと遅れて行ったので最初の二席は見逃し、笑福亭達瓶、タグレィー・マロンのマジック、桂蝶六、桂文太、菊地まどかの浪曲、桂春駒、桂三金、林家染二という番組を楽しんできました。

蝶六さんの豊竹屋、浄瑠璃に凝った旦那さんのお噺ですが、当然浄瑠璃の心得がなければできないお噺、蝶六さん、かなり上手いです。

今日一番気に入ったのが文太さん、お題は「幾代餅」、米屋の若いもんが、錦絵で見た花魁、幾代太夫に一目惚れ、1年間一所懸命に働いて、意外な進展から大夫を身請けすることになるという超ラッキーボーイのお噺です。

若い頃の文太さんのイメージと全然違う、風格と洒落の効いた、とても魅力的な一席でした。

春駒さんはお馴染みの天狗裁き、何度も聞いた噺ですが、女房のお咲さん、隣の徳さん、家主さん、奉行、天狗、どれもナットクでした。

トリの染二さんは、これもお馴染み、素人浄瑠璃、豊竹屋と二本立てで楽しませてもらいました。