京津線80型

昔の京津線の写真が出てきました。1994年頃と思われます。

大好きだった80型、車庫が見えるので四宮駅です。三条-四宮折り返しの普通専用でした。当時の京阪一般色よりくすんだシックなツートンカラー、60年代の製造ですがツリカケ駆動です。でもツリカケ駆動といっても轟音を撒き散らすこと無く蹴上の坂もグングン上っていく高性能電車でした。

この当時まだ登場して間もないバリバリの新車700形の三条行準急。三条-御陵間を廃止して京都市営地下鉄東西線との直通運転の開始後は京津線は800形専用になり、たまに走る団体専用でもない限り、四宮駅で600形、700形を見ることはできなくなりました。

浜大津の交差点をカーブする600形の三条行準急。向こう側で明日都浜大津のビルが工事中です。なので1994年頃の写真と分かります。1981年まで、この明日都の場所に京津線の浜大津駅がありました。

商業施設、公共施設と住宅の複合施設なのですが、オープンして20年、大型店は全て撤退して寂れまくってます。大津市の第三セクターの運営らしいのですが、近畿地方で人口増加率ナンバーワンの滋賀県県南、京都と直結する駅前、琵琶湖汽船とも直結、駐車スペースも十分で風光明媚なこの立地で上手くいかない理由がちょっと理解しがたいです。

3月のダイヤ改定で浜大津駅は開業以来の馴染み深い駅名がびわ湖浜大津駅に変えられるだけでなく、京津線は15分ヘッドから20分ヘッドに、石山坂本線は7分30秒ヘッドが10分ヘッドと、80型登場以前の不便さになります。