サメビタキ属コンプ

雨、雨、雨の10月、久しぶりの青空にがまんができず平日登城。

神社裏

神社裏のコサメビタキ。

虫を捕まえて同じ木に戻ってきます。遠くから飛んでる虫を見つけて飛び出して空中でキャッチするのはかなりのスゴ技です。

胸の斑模様、くっきりしていないのでエゾビタキじゃなくてサメビタキのようです。初見ですが、よく見ると、お尻のところに黒い班があるので間違いないと思います。

サメビタキも虫をゲット、嬉しそうです。

こんどは胸の斑模様がくっきりしたエゾビタキ、何とサメビタキ属3種類コンプリートです。

コサメビタキは夏鳥、サメビタキは見かける機会の少ない旅鳥、エゾビタキはシベリアやサハリンで繁殖してフィリピンやニューギニアで越冬、なぜか秋しかみかけない旅鳥、この3種類のサメビタキ属が狭い神社裏の一画で一同に会するのは貴重かと。

エゾビタキはなかなか虫を見つけられないようです。

コサメビタキ、サメビタキ、エゾビタキの見分け方は微妙ですが、南港野鳥園のページがとても参考になりました。

ジョウビタキも帰ってきました。自分にとって今季初なので、シルエットとピンボケだけもアップします。

エゾビタキがもう1羽、さっきのより模様がもっとくっきりしています。

本丸、ミライザ

日曜日の台風で本丸配水池東側法面の樹木が何本も倒されていました。倒れた柵の有刺鉄線に止まっているのはキビタキ♀のようです。

ヒメアカタテハ。

長らく閉鎖されていた元博物館裏が通れるようになっていたのですが、心持ち木の数が少なくなっているような気がします。

実に久しぶりの快晴、右が先週オープンしたばかりのミライザ大阪城、元大阪市博物館、旧陸軍第四師団司令部です。

日本庭園前に10人くらいのカメラマン、暫くすると出てきたのは初見のムギマキ♀。♂は頭や背中が黒くて、要はキビタキの仲間です。足元にもう少し何かのフルーツが散らばっていたのですが、Photoshopで掃除しています。

ミライザの中に入ってみました。平成13年の歴史博物館オープン以来閉鎖されていたので中にはいるのは初めて。

陸軍司令部だったのになぜか空襲は免れているので、昭和4年当時の姿が保存されているようです。イタリアンやフレンチのちょっと気取ったレストランの他、これまで本丸西側で営業していたお土産屋さんが移転してきていました。レストランはなかなかいい感じのお店が多く、いずれ食事してみたいと思うものの、美味しいワインでヘベレケになってしまうと、駅やバス停まで結構あるので、ちょっと大変かも。

日本庭園に戻ってみるとムギマキがまだ愛嬌を振りまいていました。

同じ場所にやってきたのはキビタキ♀かと。

日本庭園の南側から天守閣を背景にアメリカ人(たぶん)のカップルにシャッターを押してくれと頼まれ1眼レフを渡されました。1眼レフなど触ったことがないので、シャッターを押すだけなのに何度も失敗、もっと深く押すことがようやく分かりました。

飛騨の森

飛騨の森に回ってみるとノゴマ、なぜか珍鳥が好むいつもの茂みの陰です。

暗い所でもよく目立つノゴマの赤いのどですが、自分のカメラは暗い所に向けると勝手にシャッタースピードが長くなりブレます。露出を下げて何とかここまで。

内堀の御座船がいつの間にか3艘になってました。儲かっているようです。

東外堀もまだガラーンとしているのですが、南外堀にホシハジロが帰ってきていました。