キビタキとツツドリ
神社裏はキビタキ乱舞状態。
周りとくっきり色が違うので撮りやすい鳥なんですが、それでもピントがなかなか合いません。
南外堀側の石垣に上ってみると、木陰でじっとしていました。
ジョウビタキのように目の前5mほどの柵に移動。
♀もいました。何とも色っぽい目をしています。同時に見たのは2羽までですが、10羽くらいキビタキがいたかも。
近くに居た女性が桜広場にツツドリがいたと教えてくれました。もう飛んでいったそうですが、戻ってくるかも知れないので、行ってみることにします。
桜広場梅林側の林にエナガ、久々に可愛いポーズが撮れました。ここでもキビタキ♀。
桜広場東側にカメラマンが10人くらい。いましたツツドリ、カッコーの仲間でキジバトくらいの大きさがあります。
無論初見で、もっと明るいグレーと思っていたのですが、ずいぶん黒いです。どうやらまだ幼鳥のようです。
飛んでいってしまったので、振り返るとカメラマンは30人くらいに増えていてびっくり。
いつものように森ノ宮の王将でランチ。
桜広場に戻ってくるとまだ30人くらいのカメラマン。ツツドリもまだいました。
夏鳥で渡りの季節に大阪城へもたまにやってくることがあるようです。ツツドリはカッコー同様に托卵の習性があり、別の鳥の巣に卵を産み付け、子育ては放棄、ヒナが孵えると、仮親の卵を追い出してし餌を独り占めするという、人間の感覚からすると何とも極悪非道な鳥です。オオヨシキリがカッコーのヒナに餌を与える写真を見るとおぞましさすら感じますが、これも自然の節理です。
ツツドリはセンダイムシクイに托卵する例が多いそうです。大好きなセンダイムシクイが騙されるのが哀れでなりません。
桜広場を出ると、インバウンドさんたちが列をなして通る真上にエナガ、露出を上げるまでもなくあっちへ行ってしまいました。