大潮の男里川河口
今日は大潮、関空島の干潮は午後1時頃で潮位はマイナス3cm、年間を通じてマイナスの潮位は数回しかなく、しかも今日は真っ昼間、もうシギチはいないだろうけど、やっぱり男里川河口へ行ってみることにしました。
河原のカワラヒワを見て左岸河口へ、対岸の水際にウミネコが幼鳥ばかり3羽。
バリ島のデンパサールからやってきたガルーダインドネシア航空GA882便エアバスA330-300が着陸、今日は南側からのアプローチ。
なぜこんな詳しくわかるかというと、飛行機ライブというiPhoneアプリです。有償アプリですが、マップ上の飛行機のアイコンをタップすると、その便の詳細情報が一発で表示され、離陸から着陸までのルートも表示されます。シンプルですがスグレモノです。国際線がいっぱい見られる男里川河口でこれを試してみたかった、というのも今日ここへやってきたもう一つの理由です。
ん?KIX13:40JST?まだ12:25です。ガルーダのタイムテーブルによると大阪着は08:30、どうやら5時間遅れのところが少し早く到着ということにさらにリスケされたようです。いきなりなかなか興味深い便に当りましたが、乗っている人は、深夜の出発便で長時間のディレイ、もうクッタクタだろうと思われます。
あっ、まだチュウシャクシギがいました。
チュウシャクシギが飛び立つところと飛んでるところ。
カニを銜えたウミネコの幼鳥。食べるでもなし、海に放してはまた銜えたり。
沖縄からの全日空B777-200、ほぼ定刻です。
潮の引いた左岸の突端から関空連絡橋を眺めます。橋の下に見える街並みは神戸じゃなくて大阪、左端に港大橋が見えます。
右岸防波堤の突端、歩いて尾崎側に行けそうですが、ぎりぎりやばそうなので、やはり陸の方から尾崎の浜へぐるっと回ることにしました。尾崎の浜の船は座礁状態。
シロチドリ。
自分の足跡だけがのこる砂浜、テトラポッドの防波堤の間から明石海峡大橋。
コアジサシ。
テトラポッドのウとイソヒヨドリ。
腰を下ろして一休み。アオサギがやってきてレンズを向けたらチュウシャクシギが通過。遠くへ行かずに下りてくれました。
3羽しか写っていませんが4羽います。シロチドリはさっきから自分の行くところ行くところへ飛んできてくれます。
ボラのジャンプ。広角気味にレンズを引いて、水面にフォーカスしてシャッター半押し状態でじっと待っていると何とか撮れるとわかりました。
右岸へ回ってハクセンシオマネキをチェック。
マカオ航空A321、これは30分くらい早着、東シナ海上空の南西風は強いようです。
台北発タイガーエアA320、シンガポールのLLCだそうです。これもほぼ定刻。
水辺にキアシシギ。
この春のシギチの渡り、ほぼ最後の一コマでしょうね。
男里川河口は狭い干潟なので、干潮の方が餌場や降り立つ場所が広がるので鳥見に適しているのですが、沖まで広がる広い干潟の場合、逆に満潮の方が鳥見にはいいらしいです。干潟が沖へ1kmも広がってしまうと、鳥の絶対数は多くても探す範囲が広がり、水辺に行くのも大変になります。
秋のシギチの渡りには満潮時に行く干潟での鳥見の計画を今から立てているところです。
りんくうタウンをバックにキアシシギ。
樽井駅への帰り道、空き地でカワラヒワ。樽井駅ではイソヒヨドリ♀が出迎えてくれました。
尾崎の浜で拾った巻貝の貝殻、たぶんツメタガイ。耳をあてると海の音は・・・、聞こえてこないけど、聞こえてくるような気はします。