海老江のササゴイ

海老江干潟へ向かって自転車をこいでいたら、厚生年金病院前(ストリートビュー)という交差点がありました。ん?どっかで聞いたことあるな、と、思い出しました。自分の生まれた病院です。

戸籍謄本にも載っている自分の出生地です。病院は厚生年金病院から大阪病院という名前に変わり、自分の出生地というには不釣り合いなえらく立派な建物になってます。

家は岸和田市で、母の実家は阿倍野区なのに、なぜ福島区なのか、たぶん懇意にしていた産科の先生が勤務されていたのではないかと推察します。

厚生年金病院前から約2km、10分ほどで海老江干潟。いつもここに来るとなぜか他では感じない居心地の良さを感じるのですが、どうやら自分には福島区のDNAが組み込まれているから、ということのようです。

土手からは10羽くらいのシギがいるのが見えたのですが、河原に下りるともういませんでした。たぶんキアシシギです。

コチドリ。

潮が引いていく干潟にコアジサシが降りたちました。

近いです。こっちのことも気づいているハズ。

干潟の東側にササゴイ、一緒にいるのはキアシシギ、それになぜかオオバンも。

急いで東側に移動したら。目の前にいました。以前見たササゴイは足が黄色でしたがこの子は足が赤いです。赤い足は婚姻色だそうです。

身を屈めて抜き足差し足、ササゴイ独特のポーズです。

ササゴイとしては体が小さめです。手元の図鑑では体長52cmとありますが、Wikipediaでは体長40-52cmと幅があります。この子はオオバンと大差ない40cmくらいです。去年見たササゴイ小と大の小と同じ子かもしれません。自分と同じ福島区のDNAをもっていそうで親近感を感じます。

夏羽がきれいなダイサギ、この子もダイサギとしては小さく華奢に見えます。

イマドキなぜかオオバン、北帰行しそびれたのでしょうか。よく見ると足を怪我しているようで、いわゆるびっこを引いています。オオバンはコハクチョウのように水面を蹴って飛び上がるので、飛ぶにも不自由があるのかも知れません。ちょっと心配です。

ゴカイを引っ張り出しているキアシシギ。

風に揺れるオオヨシキリ。淀川大橋から海老江干潟、ほぼ干潮のピークです。


今日も柴島干潟へ回ってみます。

干潮のピーク、上淀川橋梁脇から奥の方へ入ってみます。空にはケリ。

コチドリがいて、その向こうにいつもの定点観測ポイントの石台。

石台の手前にキアシシギが4羽。

明日運行予定のSL北びわこ号の12系客車送り込み回送、牽引機はトワイライトエクスプレス塗装のEF65。

定点観測ポイント側に回ってみたら、さっきまで自分がいた辺りにキアシシギ4羽がまだいました。

このところずいぶん楽しませてもらったキアシシギですが、そろそろ秋までお別れです。