チョウゲンボウの食事
赤川から海老江往復。
間近でホーホケキョ。
今年最初の蝶撮りはツバメシジミ。
鳥も人も殆どいない海老江で一服しているとユリカモメが10羽ずつくらい、3つくらいのグループに分かれて降り立ちました。
こちらはオナガガモ。
水面から垂直に飛び上がって獲物を探しているようです。半分ガングロ(夏羽)になっているのも。
大阪城のお堀や毛馬ではほとんどいなくなったユリカモメ。この子たちは、淀川越冬組じゃなくて、どこか南の方から北へ向かう途中で海老江に立ち寄ったユリカモメたちと思われます。
毛馬へ戻る途中、中津で土手下の電柱にチョウゲンボウが止まりました。しばらくじっとして別の電柱へ移動。
さらに別の電柱へ移動。チョウゲンボウが樹木に止まっているのを見たことがなく、いつも人工物のてっぺんばかり、つくづくシティ派の猛禽です。
10分程見ていたら飛び上がりました。遠くへは行かず上空で静止しています。アンテナの上に止まったかと思ったら、アンテナの上で宙に浮いた状態です。バタバタとホバリングするのじゃなくて、風の強さとバランスを取って静止状態を保っています。
自分の頭の真上の方にやってきて空中静止状態です。思わず手を振ってしまいました。
土手の内側に降り立ちました。川を渡っているのはたぶん阪急京都線3300系。
ぱっと飛び立ったらすぐ戻ってきました。何か白いものが辺りに飛び散っています。よく見てみると獲物を捕まえてきて、羽を毟っていました。
獲物はスズメのようです。人が近づいて来たのですが、動ずることなく獲物を掴んで10mほど移動しただけで、肉を引きちぎって食べ始めました。
バードウォッチングを始めて以来、こんな生々しい場面を見たのは初めてです。よほど部分的にぼかしかモザイクを入れようかと思ったのですが、そのままアップロードすべきと考えなおしました。生命の尊厳とか、そんなことを考えさせられました。かわいい、かっこいい、だけじゃない、鳥の世界です。