スリムなジョウビタキ

快晴の城北ワンド。

北西の方角遠くに気になるカタチの山発見。調べてみたところ、宝塚市の北端にある三蔵山のようです。標高411mで山頂付近に戦国時代の城跡が残っているものの、山道などは無く、かなり苦労しないと登れない山のようです(参考)。

武田尾から阪急田園バスに1時間ゆられて、終点の上佐曽利辺りなので、スルッと関西3dayチケットで行けます。コンパス持って藪漕ぎする度胸はないので、登らないまでも、いずれ近くまで行って山容を確認してみたいと思います。

赤川のワンドに入って行くと、半年ぶりのアオジ。空にはデハビランドDHC8-Q400。

鉄橋辺り、いつもモズをよく見かけます。この時期高鳴きしているので、見つけやすいです。

東カワセミ島でジョウビタキ、まるでモズみたいに、木のてっぺんに止まってるジョウビタキは見たことがないです。

川の真ん中に白いカモ、何かとズームしてみたらキンクロハジロでした。

メタリックグリーンが輝くマガモと羽を広げてじっとしているカワウ。

カワウがなぜ羽を広げてじっとしているのか、分かりました。ウの羽は防水があまり効いてなくて、浮力が小さく深く潜りやすいのですが、その分しょっちゅう乾かす必要があるそうです。水面を泳いでいる時もカモたちと違って潜水艦のように首だけだしているのもそのためなんですね。

このカワウの秘密を教えてくれた平塚市博物館のウェブサイト、役立つ楽しい情報がビッシリ詰まっているのに、システムやデザインが20世紀のまんまなのがとても残念です。展示物や紹介パネル同様にウェブサイトにも気を使ってもらえれば…。レスポンシブとか以前に、cssでline-heightを入れるだけでも、かなり読みやすくなるはずです。

ジョウビタキがまた木のてっぺんに止まっています。これまでにブログにアップロードしたジョウビタキの一覧です。これを見ても木のてっぺんは初めてです。

こちら側に飛んできてくれました。実は一緒の所は撮れなかったけど♂が2羽います。♂と♀が近くにいるのは見たことあるけど♂と♂はこれも初めてです。

帰り道の桜ノ宮公園でもジョウビタキ♂、これから半年、いっぱい楽しませてくれそうです。

ジョウビタキというとデブ、という印象が強いのですが、今日会ったジョウビタキ♂も高取山で会ったジョウビタキ♀もずいぶんスリムです。一覧で見てみると、秋口のジョウビタキはスリム、春先のジョウビタキはデブ、という共通性があるようです。

北の国からの旅から帰って来たばかりの今頃のジョウビタキは痩せていて、半年かけて太って体力とエネルギーを蓄積して、春の長旅に備えている、という仮説を立ててみたのですが、どうでしょうか?