May 7, 2011
このブログを読んでくださった方から素敵な詩集を紹介いただきました。
作者の島田陽子さんは、大阪万博の「こんにちは~、こんにちは~」の作詞者ですが、先月18日に亡くなられたばかりです。
「大阪ことばあそびうた」は島田さんの代表作で、大阪弁の心地良い韻を味わわせてくれる詩集です。
ひとつだけ引用を許してもらいましょう。
へんなまち
きやはる しやはる いいやはる
よびはる まちはる あるきはる
はるはる おおさか はるのまち
よめはん むこはん おかあはん
おまはん おばはん たなかはん
はんはん おおさか はんがすき
おまへん でけへん すんまへん
かめへん せかへん こまらへん
へんへん おおさか へんなまち
ぜひ声に出して読んでみてください。
この詩集では、大阪の家族の会話や大阪の町の風景、大阪の食べ物、大阪の季節のうつりかわりが、ことばあそびになって、ちりばめられています。
大阪が優しい町だと再認識させてくれる詩集です。
コメント
noriyakko (ゲスト) 2011/5/9 月曜日
はんなりした大阪言葉を活字で見せてもろて、おおきに。母を思い出しました。
子供の頃に、ぐずぐずしてたら、はよう、ちゃんちゃんとしなはれと。また
お客さんがきゃはるから、さっさとかたずけなはれとか。その客が、いとはん
大きくならはってと私の頭をなでてくれた記憶は遠い〜遠い昔。きれいな大阪弁
を使いまひょ。
TAK 2011/5/9 月曜日
noriyakkoはん、コメントおおきに、はばかりさんです。
おかあはんのことを思い出すきっけになったとのこと、わても、ごっつぅ、うれしおます。