第47回新世紀落語の会

夕刻、南森町からの帰宅途次、せっかくなので、繁昌亭夜席の出演者のチェックだけでもと覗いてみたら、大好きな桂枝曾丸さんの名前が…、これは見逃せません。

新世紀落語の会という新作落語のイベント、桂三弥「悲しみをありがとう」、林家竹丸「瓦版事始」、桂蝶六「路上のエレジー」、桂枝曾丸「和歌山弁落語・親族一同」、桂小春團治「ファースト・コンタクト」という演目でした。

枝曾丸さんのお噺、福笑師匠の十八番葬儀屋とだいたい同じパターンですが、そこはそこ、死んだあんにゃん(和歌山弁で兄ちゃんの意)の妹、妻、姉の3人のオバチャンのリアルな会話で大笑いさせてくれます。和歌山に近い泉州出身の自分にとっては、かなり身近なリアリティなのですが、大阪の北の方の人にも通じるのかな?

小春團治師匠のお噺、ある日大阪の街からヒョウ柄のパンツを履いた大阪のオバチャンと、ゲームばっかりやってるひきこもりのニイチャンが突如行方不明に、そして、大阪城の真上に直径800mの巨大なUFOが出現します。

時の首相、岸の里総理と、UFO研究の第一人者、美章園博士は宇宙人とのコンタクトを試みるのですが、UFOから降りてきのは、行方不明になったふたりの性格を宿し、せんとくんのきぐるみを着た宇宙人…

新作落語いいですが、自分はやっぱり古典が好きかな。