賑やかな久米田池

所用で岸和田へ。

天王寺駅8/9番線には205系、9番線のカフェプレストでモーニング食べていたら、次の次がHK605編成。

103系でのんびり行きたいところですが、そうもいかないので関空/紀州路快速にします。東口からまっすぐ跨線橋の先に見える青い車体。15番線ホームから行き交う201系をパチリ。

関空快速のかぶりつきでチェックしていたら103/205系の運用は既に普通電車の3本に1本くらいに減ってます。和泉府中で待っていたのは天王寺を30分近く先発した205系。

ドア脇に立った人の背中がロングシート端の人の頭に当たらないようにするボードが取り付けられていて、黄色いつり革も長さが3種類。久米田駅で下りると205系同士の行き違い。

久米田池です。金剛山と大和葛城山も見えます。何気なく撮ったら、カイツブリが6羽、先頭はハジロカイツブリかな。

ダイサギたちの中に1羽ヘラサギを発見、初見です。

200mくらい先できれいには撮れていませんが嘴の先っちょは大きく円形に膨らんでいます。横から見ると、赤い何かをつまんでいるように見えますが、嘴だけです。

ほぼずーっと嘴を水の中につっこんでいて、首を掻いても、なかなか頭を上げてくれません。ふつうサギは、嘴で上から突いたり、拾い上げたりするのですが、ヘラサギはハシビロガモのように横から掬い上げるアクションです。

大きなカスタネットみたいです。かなり重そうで、そのため、ダイサギのように首を伸ばすような姿勢はしんどいのではないかと思います。

池の周囲にクロツラヘラサギのレリーフがありますが、ヘラサギとは別の種類です。かなり珍種ですが、ググってみるとクロツラヘラサギも久米田池にやってくるようです。

中学生の時によく走らされた神於山です。

梢の先のカワラヒワとモズ。

ジ、ジ、ジ、とジョウビタキの地鳴き、見つけたと思ったら、近くの別の枝へ。それを何回も繰り返し、自分はかくれんぼの鬼さんになっていることに気づきました。かなり美形のお嬢さんです。

タヒバリです。

カワラヒワの水浴び。

手前の木と水たまりを行ったり来たり。

メジロも登場。

あっ、トウネン、点々と続く足跡がいいです。

イカルチドリとトウネンが仲良く。

細いクリークのこちら側、自分の足元あたりからチョロチョロと水が流れ込んでいます。警戒心ゼロでのんびり寛いでいる鳥たちです。

池をほぼ3/4周してきました。ダイサギとアオサギ、距離の取り方が全然違っています。

オオバンが1羽ひょこひょこと、と、歩くオオバン軍団がやってきました。

着水じゃなくてい猟をしているユリカモメ、水たまりにはまだ魚がたくさんいそうです。鳥たちが暮らしやすいように水量が調整されているように思います。

ダイサギ、アオサギ、それにコサギも。

池を1周して帰りかけたら、ミサゴが滑空してきました。水たまりの上空で旋回、上空から獲物を探しています。

動画にして追ってみたのですが、なかなか獲物が見つからないようです。

旋回すること10分強、水に飛び込みました。狩りに成功したようです。

撮れなかったけどカワセミが青い線を描いて目の前を横切って行きました。鳥たちがいるというだけじゃなくて、鳥たちの生活に触れることができる久米田池です。

225系5100番台の関空/紀州路快速と225系5000番台の区間快速。もうこの時間帯に鳳以南へ来る103系/205系はありません。

103系がいなくなるのは寂しいけど、代わりがJR東のE231系みたいな色気無しじゃなくて、223系や225系というのは関西に住んでて良かったと思います。

日も傾いて天王寺到着。関西線の普通列車も221系に置き換えがかなり進んでいます。