ジュンク堂トークセッション、名取紀之×広田尚敬

表題のイベントを見つけ、参加させてもらいました。ジュンク堂4Fの喫茶室を使ってのもので、びっしり満員でした。ドリンク付でDVDや昭和30年代の写真の絵葉書、ポスターまでもらって1000円!

名取氏はレールマガジンの編集長、同氏のブログ編集長敬白もいつも楽しく読ませてもらっています。広田氏は鉄道写真界の篠山紀信、ロバートキャパといった存在の方です。

トークのメインは鉄道よりもカメラのことが多く、デジタル写真の保存方法やライカ以外自分の知らないブランドのカメラの話とか、結構ついて行けない部分も多かったのですが、名取氏のブログではN700系の話とナローゲージの話ではアクセス数が全く異なる(もちろんN700系が圧倒的)とか、広田氏の昭和30年代に走行する機関車の煙室の前に乗って撮影したり、機関士に頼んでドレイン(蒸気)を出してもらった話とか、興味深い話も多く聞かせていただきました。

ジュンク堂限定で先行発売していたレールマガジン300号を購入、表紙は広田氏のスワローエンゼルC622号機で、そのデフ部分に広田氏のサインをいただいてきました(^ ^)/

参加者は平均年齢40歳くらい、女性も数名、鉄ちゃん=ヲタ=アキバ的なイメージは全くありませんでした。最近新たな鉄道ブーム的な感じですが、そんな軽い感じではなく、鉄道趣味ってかなり高尚なモノかも知れないと考え直させてくれたトークセッションでした。

名取氏、広田氏とも趣味が高じて職業とされている訳です。自分も昔、国鉄に勤めたいとか考えたことはあったものの、仕事と趣味が一緒って、息を抜けるところが無くなる、と思いそれは止めた記憶があります。でもその道を究めておられるおふた方を見ていて、趣味を仕事にすることって間違ってなかったんだと考えてしまいました。

考えてみたら今のウェブ制作の仕事も元々パソコンが好きだからやっている訳で、好きじゃなけりゃこんな24時間パソコンの前なんてことやってられないっすよね!