淀川河川敷のウチワヤンマ

朝の天気予報では、午前中は曇り、昼から雨のはずが、9時過ぎたばかりで、太子橋今市の駅を出ると、もう降り出してきました。

雨の淀川ワンド、カルガモの子どもたち、すっかり大きくなっていました。

水辺でトンボを探していて、ふと後ろを振り返ると、自分から1mくらいのところにカルガモ君が!たぶんまだ若いカルガモと思われるのですが、ひとつひとつのしぐさがとてもカワユイ。

今日もアオサギ君がおっちゃんと一緒に釣りをしていました。

赤川鉄橋を単機のEH510形が通過、橋の下は水草がびっしり茂っています。

ワンドの風景です。雨なのでさすがに少ないですが、それでも釣り人は見かけます。

ツバメ、町中のツバメとは違ってワイルドに見えます。

オオヨシキリ、今日はオオヨシキリっぽい頭の逆だった毛まで撮れました。

おっとぉ~、オオバンが2羽いました。水の上を「歩いて」行きました。

色とりどりの可憐な草花、順にハルシャギク、ヘクソカズラ、アカツメクサ、ヒメジョオン、がんばって調べました。

おなじみ、シオカラトンボ、かなりいっぱいいます。この辺にいるトンボの99%はシオカラ、あと1%がいろんな別の種類、という感じです。

シオカラトンボ♀(たぶん)とコシアキトンボ。

ずいぶんカッコいいトンボでしょう?今日の主役ウチワヤンマです。てっきりオニヤンマかと思っていたのですが、じっくり調べて分かりました。尻尾の先にウチワのようなものが付いているのが最大の特徴です。

この辺り伊丹空港への着陸進入路になっています。

日本エアコミューターのデハビランドDASH8が車輪を下ろし着陸態勢です。

もう1機、同じDASH8のようですが、尾翼のマークに見覚えがありません。調べてみて天草エアラインとわかりました。空を見上げたら、1日1便だけ伊丹へやってくるのに出会ったようです。7日前までの予約で熊本まで10,000円で行けるそうです。これであこがれの有明干潟に行ってみようかな。

毛馬閘門から大川沿いに入ったところに蕪村公園があります。

「夏河を 越すうれしさよ 手に草履」毛馬で育った与謝蕪村も河川敷やワンドに入って水遊びしてたんでしょうね。

トリ、トンボ、小さな草花、電気機関車、飛行機、俳句、歴史・・・、時間が経つのを忘れてしまう淀川河川敷です。