3dayチケットで京都の電車その2

あと2日分残った3dayチケット、叡電で鞍馬へ向かうことにしました。

出町柳で先発列車を見送り、予め調べておいた「きらら」運用が来るのを待って、窓向きの席をゲット。

ロングシートで電車の中に向かって座るのとは逆に窓に向かって座るのは初めての経験、よくちっちゃな子供がする靴を脱いでロングシートに膝を立てて窓の外を見ると似た感覚です。

駅のホームを歩いている人から見られているのは、動物園の檻の中の虎の気分でもあります。

すごく趣のある鞍馬駅、昭和初期の建築物だそうです。

鞍馬駅では天狗とデナ21のカットアウトが出迎えてくれます。

鞍馬といえば天狗、落語でも鞍馬の天狗が度々登場します。『天狗裁き』は、人間の限りない好奇心をテーマにしたお噺、『天狗さし』という天狗をすき焼きにして食べてしまおうか、というキテレツなお噺もあります。

それより、『青菜』の「鞍馬から牛若丸が出まして、菜も喰らう判官」のセリフは「鞍馬」と聞くだけで耳から離れなくなってしまう自分です。

鞍馬寺の参道に入り、ケーブルカーに乗ることにします。

このケーブルカー、鞍馬山鋼索鉄道といい、宗教法人鞍馬寺の運営、駅員さんたちも作務衣を着たお寺の人たちです。

距離は191m、高低差69m、ということはsinθ=69/191、関数電卓で計算してみると平均斜度は21.18°ということになります。もっと急な感じがします。

軌間は800mでゴムタイヤ式、定員は31人の牛若丸号がピストン運転されています。

多宝塔駅から石畳の山道と、延々と続く石段を登ること約30分で本殿へ着きます。本殿前から振り返った景色、遠くの山は比叡山。

せっかく3dayチケットなので、阪急や京阪じゃなくて、近鉄で帰りました。ラッキー!、伊勢志摩ライナーに初乗り、新幹線と較べてはるかに快適な喫煙ルームがありました。

この日の乗車は3490円分(特急料金除く)、もう元は取れました。