八幡市駅周辺で鳥鉄

去年の秋に自転車で行った八幡市、ウチから自転車じゃなくても、駅にレンタサイクルがあるとわかりました。

きついカーブの途中にある八幡市駅です。駅前の八幡市観光案内所で自転車を借ります。1000円の保証金を預けるものの何とタダです。軒下の火災報知機にツバメ。

京阪木津川橋梁を眺めながらコンビニで買ってきたサンドイッチの朝食、あたりではウグイスとオオヨシキリの大合唱。

木津川の土手は八幡木津自転車道線というサイクリングロードがずっと続いています。

ウグイスやオオヨシキリは声ばかりで全然見つからないのですが、警戒心ゼロのホオジロがいました。

最初の目的地、上津屋(こうづや)の流れ橋に到着。橋桁は流されたままで橋脚だけが残っています。去年8月の台風で流されてしまったそうですが、もともとそういう設計の橋で、これまでも何度も流されては復旧を繰り返してきました。水戸黄門とか木枯し紋次郎とか必殺仕事人とか、度々時代劇のロケに使われていた橋で、なんとなく既視感があるのはそのせいです。

ところが今回は復旧が進んでいないようです。どうやら度重なる流出での復旧に莫大なコストがかかるため抜本的な対策をとることになったようで、流れないコンクリート橋にしてしまう、嵩上げして復旧する、そのまま復旧する、廃止してしまう、という案の中で、嵩上げして復旧ということで決着がついたようです。嵩上げして復旧ということは今の姿とは異なることになるはずで、流されたままでも今のうちに見に行きたかったわけです。

自転車を置いて、砂と砂利の河原を歩いてみます。菜の花の上にオオヨシキリ発見。

もっと観光地化したところかと思っていたら、向こうへ渡れないからか、人は殆どいません。橋脚の大半は丸太ですが、流れの深いところは既にコンクリート製になっていました。

水辺までやってきました。木津川の水はかなり綺麗です。川原の石と殆ど保護色のコチドリ発見!

黄色いアイリングが目を囲む塀のように立っています。

日本のチドリ類では最小だそうです。めちゃ可愛い。

上津屋橋にかなり満足して八幡市駅の方に戻ります。土手から河川敷に下りて進む道を選んで行きます。木津川の流れが沼のようになっているところ、ここでもオオヨシキリとウグイスの大合唱。

モズがいました。ホオジロがウグイスやオオヨシキリに負けないように大声だして頑張ってます。

ピンクの花はレンゲのカーペット、木津川橋梁まで戻ってきました。

ここから男山ケーブルがかなりいい感じに見えるのをチェックしておいたのですが、既に逆光になっていてイマイチ。8000系特急はトラスに被らずバッチリ撮れました。

2つ目の目的地は、木津川、宇治川、桂川が合流して淀川となる三川合流地点です。木津川と宇治川の間は淀川河川公園のひとつ背割堤という公園になっています。1km以上続く長い堤が遊歩道になっていて、堤を下りた両側はサーキットのようなサイクリングロードになっています。

堤の先端はすぐ川じゃなくてさらに河川敷がずっと伸びていて、2m以上あるような菜の花が群生しています。またまたホオジロ。

菜の花の林をかきわけて川面の近くまで行ってみました。八幡市駅付近が望めます。右手の方には水無瀬のマンションが見えます。コミミズクのいる辺りです。ここから直線距離だと1.7kmですが、歩いて行くとなると、ぐるっと遠回りで7km以上になります。

向こう桂川と手前宇治川の分岐点、分岐した宇治川は一挙に緑が深くなります。

阪急大山崎駅が確認できます。その手前を行く新幹線。

出かける前はまだいるらしいコミミズクを見に行くつもりだったのですが、このバスを見て気が変わりました。ここから自転車なら10分ほどで淀の競馬場、今日が開催日であることは朝の電車で新聞とにらめっこしている人たちがいっぱい乗っていたので確認済みです。

昔、中山へはそこそこ足を運んでいたことがあるのですが10年以上ぶりです。着いたら8Rの4歳上500万下ダートの熱戦中でした。

自分には博才はないことは十分理解しており、三連勝単式とか、そういうのはさっぱり予想もつかないので、単勝1点だけで楽しんでみることにします。9Rの比良山特別、三番人気の4番単勝を少しだけ買ってみました。4コーナーを廻って青い帽子は結構いい位置に付けてますが、5着に沈みました。

10Rの橘ステークス、3歳オープンです。2番人気1番単勝を買ってみました。白い帽子はさっきよりさらにいい位置で4コーナーを廻ってます。ゴール前もつれにもつれ写真判定。結果が出るのをトンビを眺めながら待っていました。

ヤッター(^ ^)/ 今日はこれで引き上げることにします。八幡市駅ではツバメさんたちがおつかれさま、楽しかった?また八幡市に来てねと迎えてくれました。

もうちょっと鉄分を補充しておきます。8000系の快速特急洛楽、春の臨時列車で、京橋から七条まで止まらないということですが、そんなのちょっと前まで京阪特急のあたりまえでした。

5ドア車の5000系、昭和顔の電車です。

八幡市駅のカーブで体を傾けるダブルデッカー。

淀始発の6000系急行、競馬臨が開催日に関係なくこの春の土日は毎週運行されているようです。これに乗って帰ります。