高野下駅と周辺

9時のこうや号は満席、その次の急行に乗ったのですが、8両編成でもかなりの立ち客、開創1200年の高野山人気はかなりのようです。

橋本で2000系極楽橋行に乗り換え、予めスタンバイしていたのでバッチリかぶりつきをゲット。

九度山で30000系赤こうやと交換、8両から4両に乗り換えビッシリ満員の車内では、ここから急勾配急カーブが続きます、お立ちの方は手すりやつり革におつかまりください、とのアナウンス。

丹生川橋梁と中古沢橋梁

猫駅こと紀伊細川で満員の電車を見送ります。駅にはこの子1匹しか見当たりません。駅員さんに聞いてみたら、最近昼間は下(村)の方へ降りているとのこと。

スジグロシロチョウです。

最近よくひこうき雲を見かけます。ホオジロがいました。

てっきりモンシロチョウかと思っていたら、翅の形がずいぶん違います。ツマキチョウの♀です。

猫は結局3匹しか見当たらなかったものの、前回来た時と同じような写真が撮れました。

高野下へ移動、駅ホームの木造待合室です。中には可愛い座布団が並んでいます。

高野下駅の屋根の支柱に使われている古レールの刻印、CARNEGIE 1887、とあります。明治20年カーネギー鉄鋼会社(現USスチール)製ということは、高野線の前身高野鉄道が開通したのは明治31年以降なので、これは南海本線(明治18年開業)で使われていたレールかと思われます。

ホーム上の「南海思い出ミュージアム」という小さな展示の中に懐かしい南海の社章がありました。上の茶色いのは創業時からの「羽車」の社章、下の緑のは昭和47年から平成4年にCIで南海グリーンをやめてしまうまで使われていた社章です。自分が毎日乗っていた頃の南海電鉄のドア脇には必ずこのプレートが取り付けられていました。

高野下駅に留置されている保線車両、どちらも萌えるカタチをしてます。

高野下駅の構内踏切は屋根の下にあります。

泉北高速鉄道を子会社化したことによる運賃値下げの案内が誇らしげに掲示されていました。

駅舎北側の駅名看板は「驛下野高」

駅の横の小さな鉄橋を渡る30000系紫こうや。

渓流沿いの遊歩道を20分ほど歩いて丹生川橋梁に到着。

2300系2連、やはり赤い電車は緑に映えます。今日は極楽橋行普通は2000系4連、高野下折り返しが2300系2連で運用されていました。

電車を待つ間、キセキレイが楽しませてくれます。ここでもひこうき雲。

天空、観光案内のため鉄橋付近で徐行します。

31000系黒こうや、これで赤、紫、黒、コンプリート。高野山の高僧の袈裟を彷彿させるデザインで悪くないのですが、やっぱり元の赤と白がいいです。1年間だけのことだし、良しとしましょう。3色の中では黒が31000系のスタイルの良さと相まって一番カッコいいです。

九度山駅への道で果樹畑のモノレール発見、乗ってみたい。

なんとポイントまでありました。またまたひこうき雲。

高野下から戻ってきた2300系に乗車、バックミラーの自分撮り。

逆かぶりつきで紫こうや、運転席上の窓のラインとか20000形のデザインを要素的に引き継いでいるようです。

橋本到着、南海の橋本駅は1面2線しかないのですが、同一ホームに2編成を止めたり、特急の解結があったり、鉄ちゃんには飽きない駅です。

橋本から和歌山市までスルッと関西3dayチケットで乗れる2時間のバス旅にチャレンジのつもりだったのですが、時刻表を見てビックリ。2013年11月の時刻表では1時間に1本程度あったのに、去年の10月に平日1日1本だけに大幅減便されてしまったようです。

和歌山はあきらめて、五條に寄り道、吉野川に名前を変えた紀の川の河川敷で鯉のぼりがいっぱい風になびいていまいした。よく見ると鯉のぼりとひこうき雲。

シングルマザーの鯉のぼり一家と母ちゃんに逃げられた鯉のぼり一家。