白鳥とばたでんと虹

宍道湖グリーンパークを再訪、うまくすればコハクチョウが見れるはず。

ばたでんの車窓から広がる田んぼを眺めていると、目的の湖遊館新駅に着く前に白い鳥の大集団!慌てて次の駅で飛び下りました。

驚かせないように、近づき過ぎないように注意して撮影、ざっくり数えてみたところコハクチョウとヒシクイそれぞれ100羽ずつくらいいます。

な、な、なんと、1羽だけツルが混じっていました!あとでグリーンパークのレンジャーの人に写真を見てもらったところ、ナベヅルの幼鳥で、この2ヶ月ほどコハクチョウの集団に入っているそうです。

お母さんとはぐれてしまいコハクチョウやヒシクイたちに守られている、ということでしょうか。

背を伸ばした姿は実に美しい、立派なツルです。立派な成鳥になった姿を見てみたい。

コハクチョウとナベヅルがずっと食事中なのに、ヒシクイたちは食事が終わったのか揃って同じ方角をみつめています。

2枚目の写真、2羽で頭と嘴の形状が違って見えます。右がヒシクイ、左がオオヒシクイかと思うのですが、ちょっと自信ありません。

目や表情はコハクチョウとそっくりですが足は赤いです。

ハート型のコハクチョウ。

首を真っ直ぐ伸ばした花のポーズとbIの文字のポーズ、顔文字ならぬ首文字です。

嘴が眉間のところまで黒いのとそうでないのがいます。結構個体差があるようです。

やっと羽ばたく姿も撮れました。

畔道を横断中のファミリー。

あっ、ママまって! だいじょうぶ、ちゃんと見守ってくれています。

コハクチョウのファミリーはとても仲がいいです。

カラスがやってきてちょっかいをかけてきました。あんたも仲間に入る?

ばたでんがやってきました。2104編成しまねっこ号です。これぞ「鳥鉄」。

ちっちゃな旅伏駅、京王オリジナル色の2101編成でグリーンパークへ移動します。

湖遊館新駅で元京王を見送ります。広々とした夏と同じ光景も寒々としてます。

元南海ズームカーの3007編成がやってきました。残念ながらこの3000系は整備状態がよくなくサビサビです。遠からず新車と置換えられるようですが、だからこそキレイに使って欲しいなぁ。

グリーンパーク周辺のビオトープの整備がだいぶ進んでいるようです。カワセミの池のカワセミは不在、カイツブリがポツンと。

1時間近く周辺を歩いていたら雨が降り出しました。風も強く退散することにします。

駅の駐輪場で雨宿りしていたら陽がさしてきて、でっかい虹!

駅の近くでコハクチョウファミリー、うっすらとわかりにくいですが、コハクチョウと虹。

5010編成がやってきました。ばたでんと虹。

車内は快適なクロスシート、宍道湖を眺めながら帰途につきます。コサギが電車と並んで飛んでいます。

松江も近くなった頃、線路脇の川を見つめていたら、カワセミが電車よりはるかに速いスピードで飛んできて川の小枝に止まりました。カワセミも見れるばたでんです。

この電車ではアテンダントのおねえさんが乗務、沿線の観光案内や車内補充券の販売をしていて旅の雰囲気が盛り上がります。アテンダントさん乗務なら録音の車内放送やめればいいのに、惜しい!

鳥に乗って帰ります。