三木山の小さななかまたち

鳥鉄両方したかったので、神戸電鉄粟生線に乗って三木山森林公園へ。

80万平方メートル、甲子園球場20個分という広大な公園です。山道を登ってまずは展望台に上がってみました。

カンツバキと名前がどうしてもわからない花。

メジロをどアップで。どうも動きが鈍いと思ったら、メタボが原因のようです。

山を下りて広い空間に出ました。紅葉のピークは過ぎていますが、まだまだ見頃のモミジも。

ススキ野原にホオジロ発見!ずっと、こんな写真を撮ってみたかったので興奮してしまいました。

ホオジロのどアップです。

飛んで行ってしまった、と思ったらすぐ近くの木の上に止まってくれました。

他にも何か、アオジのようです。興奮して写真を撮っていたら、年配のバーダーさんが声をかけてきてくれてしばし鳥談義。

もみじ谷という小さな渓谷を登ってみました。

落ち葉のもみじと苔むした石が綺麗です。お馴染みの森の大工さんの仕事の音が聞こえてきました。

もみじ谷のつきあたりに枯葉に覆われた神秘的な小さな池。

山の中を上り下りして下池のススキ野原のところに戻ってきたら、アキアカネより小柄な赤トンボ、マユタテアカネです。今年見納めのトンボになるかもしれません。

ススキ野原の中の木の上にホオジロとアオジ。さっきとは別の年配のバーダーさんに声をかけられ鳥談義、近所に住んでいる由、うらやましい限りです。

いいアングルでコゲラ、もみじが反射した池にカイツブリ。

赤い木の実をついばむシジュウカラと名残のモミジです。


APPENDIX

ここから鉄編。

三木駅近くの美嚢川の鉄橋を電車が渡って行きました。へぇ、鉄橋もかなりの勾配になってるんだ、と感心して駅に着いてはたと気が付きました。今電車行ったばかりで、1時間待たなきゃならないことに。粟生線日中は志染(しじみ)までの15分ヘッドがその先は1時間ヘッドです。森林公園から志染駅へも歩ける距離とわかったものの後の祭り。

せっかくなので別所長治の居城だった三木城見学ということも考えたのですが、もう歩きくたびれたし、午前中快晴だった空模様も怪しくなってきました。

すぐにやってきた下り電車で逆方向に向かうことにしました。この辺りもまだまだ勾配が厳しく50‰で上り下りします。

終点の粟生まで行って折り返します。結局のところ、粟生線の日中は志染から先、単純一閉塞です。

どこまでも急勾配を上がったり下がったり繰り返す前面かぶりつきは飽きることがありません。志染の留置線の電車も下から覗くアングルになります。

鈴蘭台西口駅は50‰の勾配の途中にあって、ホームが上下左右に弧を描いています。

鈴蘭台で乗ってきた1100系電車を見送ります。この勾配感たまりません。

夏に歩いた道と石井ダムを車窓から。

この短いトンネルの電車を撮りたくて鵯越で下りたのですが、とうとう雨が降り出しました。