ビートルズvs決済システム

Google、Appleがタイミング良く、ほぼ同時にこの日が歴史に残るような新サービスを始めるといった触れ込みで、何かなと思ったら、GoogleはAndroidを使った決済システム、AppleはiTunesでのビートルズの楽曲配信ということでした。

ビジネスの規模を考えると、新たな通貨ともなりうるようなGoogleの方が遥かに大きなものですが、インフラビジネスからブレないGoogle、より優れたコンテンツを創作し広めるためのしくみを提供するところからブレないApple、と言えると思います。

方や超民主的、方や独裁的という社風の違いもあるものの、どちらも社会にとって欠かせない企業とも言えると思います。

いくらIT市場でのドミナントを目指すとしても、逆にGoogleがコンテンツを配信したり、Appleが検索サービスを始めても、どう考えても信頼感はないでしょう。ブレないということがやはり市場の支持の基本になっていることを再認識させられますね。