キアシシギATLとの再会

クソ暑かった夏を少し惜しむ気持ちもあって男里川河口へ。

樽井駅を通過する泉北ライナー、9月22日まで南海線を走るそうですが、ふつうの12000系のほうがかっこいいです。海辺近くまで来るとウスバキトンボがいっぱい。

男里川河口はずいぶん綺麗になっていてビックリ。今日の関空からの離陸は南向き、SKYTEAMのラッピングは大韓航空のB777のようです。

河口から川上へ飛んでいく嘴が下向に反った2羽、大きさからもチュウシャクシギかと。秋の渡りのチュウシャクシギは珍しいです。

河口を舞うウミネコたち。

河口外側にキアシシギ、内側にはお久しぶりのキョウジョシギ。

でっかいのが離陸しました。タイ航空のエアバスA380、撮るのも見るのも初めてです。向こうにジェットスターのA320がちっちゃく写ってます。関空を一旦通り過ぎて旋回して北側からアプローチするものと思われます。

かなり分かりにくいですがキョウジョシギが6羽にキアシシギも1羽混じっています。河口先端の方にはシロチドリ。

キョウジョシギが飛び立ちました。

キョウジョシギたちは低空飛行ですぐさま左岸にランディング。右岸にはまだキアシシギ。

タバコに火が点けられないくらい風が強く、波は美しい飛沫を上げています。左岸河口先端ではウミネコたちがすっかりお寛ぎモード。

キャセイパシフィックB777が到着、川の中洲ではキョウジョシギが入浴中。

ヤマトオサガニの♀と♂。

一生懸命ウェービングしているヤマトオサガニ、よく見ると肩に釣り糸がひっかかっていてゴミのようなものを引きずってます。カワイソス。今日はハクセンシオマネキが少ないです。

菟砥橋のファミマで一休みして左岸へ。

中洲の浅瀬にキアシシギ、脚にフラッグが付いてます。

カニをゲット。こっちに気付いているようですが、それでもじっくり撮らせてくれます。フラッグの個別識別番号はATL。

キアシシギ ATLでググってみてビックリ、自分のブログが1番に出てきました。何と3年前の春に同じ子に会ってます。グリーンのフラッグは右足の関節の上、左の足首に金属のリングもあります。オーストラリアのクイーンズランドで装着されたものです。カムチャッカ半島辺りから戻ってきてしばらくこの辺りで滞在した後オーストラリアへ旅立つはずです。去年の7月28日にもここ男里川河口にいたとの記事もありました。

それにしてもちょっと凄すぎる再会ですが、じっくり撮らせてくれたワケです。向こうがこっちを覚えてくれていたようです。

こちらはフラッグのない別のキアシシギ。

シロチドリが多いです。シロチドリのおかげで男里川河口で丸坊主ということはまず無いです。おや、右下にトウネンが写ってます。こうして見るとシロチドリよりかなり小さい。

トウネンです。

ソリハシシギもいます。変なポーズでゴカイか何かを引っ張り出しています。

ソリハシシギです。

おっとぉ、ミサゴがやってきました。向こうの橋は関空大橋、その手前がさっきまでいた男里川右岸先端です。

上空を旋回中のミサゴ。

左岸先端では依然ウミネコたちが寛いでます。中国国際航空A330-300がテイクオフ。

尾崎の浜へ移動、干上がった何もいない砂浜もシロチドリ。大潮なので、岸壁の石垣じゃなくて水辺を歩けます。

ミサゴもこちらへやってきました。なぜか魚を掴んだままホバリングしてます。獲物を探しているんじゃなくて降りて食事する場所を探しているようです。