山陰海岸鴨ヶ磯

久々の松江出張、鳥取を回って帰ることにしました。

早朝のキハ121形で出発、昼間の583系を彷彿とさせるシートピッチの広いボックスシートです。

松江を出てしばらくすると見える塩盾島の手間天神社、船がないとお参りできない神社です。

その先には中海大橋、松江市江島と境港を結ぶ江島大橋がベタ踏み坂としてよく知られていますが、最大6.1%勾配の江島大橋より7%勾配の中海大橋の方が急坂です。

以前から米子運転所エリアの電車は女性運転士が多かったものの、免許資格が異なる気動車はベテランの男性運転士が殆どだったのですが、キハの女性運転士さんがずいぶん増えてきているようです。

ほどなく米子到着、1番線も2番線も埋まっていて、上り本線からポイントを2つ渡り3番線に入線します。

3番線からなので、ターンテーブルと扇形庫が間近で見えます。

ねずみ男とこなき爺、砂かけばばあがお休み中です。

スーパーまつかぜかぶりつき

最新鋭の除雪車キヤ143形、DD15ディーゼル機関車を事業用気動車として置き換えた訳で、機関車という車両の活躍の場がさらに狭くなってしまいました。

跨線橋を渡って1番線のスーパーまつかぜ2号に乗り換え、何と5両編成です。

やったー、かぶりつき席ゲットー!

ねこ娘列車が真正面から入線してきました。

振子式ディーゼル特急まつかぜ2号鳥取行の前面展望です。目の前の窓ガラスにiPhoneを押し付けて撮影したせいか、音が何か変です。米子を発車、伯耆大山を出た辺りで、車掌さんが検察に来たので、最後はかなり尻切れとんぼです。

途中結構頻繁に列車交換があります。米子-鳥取間は長い直線区間が多く120km/hでぶっ飛ばしてます。

倉吉に到着、淀川でもよく見かける智頭急行のHOT7000系スーパーはくとが停車中。

下りスーパーまつかぜ1号と交換、向こうは2連です。かつてキハ82系のまつかぜが食堂車を含む12両編成、京都-大阪-松江-博多をロングランしていたのは遥か昔のお話になってしまいました。

大好きな短いトンネルが連続、第一花見トンネルとあります。向こうのトンネルはたぶん第二花見トンネルかと。

電柱を垂直にトリミングしてみました。振子装置の傾きは5、6°くらいなので実際にはこんなに傾いてはいないのですが、先頭車かぶりつきではこう見えます。

泊駅を通過、2番線のキハ121系は対向の米子行、3番線のキハ47形は先行していた鳥取行。

正面に海が見えます。ちなみに泊駅という駅は、ここと、旧北陸本線現あいの風とやま鉄道、それに旧近鉄内部線現四日市あすなろう鉄道、と全国に3箇所もあります。

鳥取に到着、松江や出雲市同様の高架駅ですが、留置側線が2本もあって線路配置は賑やかなのに、架線が無いのでスッキリしています。

もう少し乗っていたい15A席です。

いわみキャラクタートレインというラッピング列車で、しまねっこしか写っていませんが、客室窓の下には石見地方のゆるキャラがずらっと並んでいます。

山陰海岸ジオパーク

キハ47形の浜坂行に乗り換え、昭和なボックスシートです。

今日はこの後すぐに臨時快速山陰海岸ジオライナーが運転されているですが、やはりキハ47のボックスシートで行くことにします。

18キッパーくらいにしか役立たないと思われる山陰地方全体をカバーした路線図、左下の青い線、三江線がごそっと無くなってしまうとかなり寂しい地図になります。

鳥取の次は福部、ずいぶん走ってもなかなか着きません。何と11.2kmも離れていて13分もかかりました。京阪神地区の路線図とは全然感覚の違う路線図です。

岩美駅で女子高生たちと一緒に下車、浜坂行は空っぽになってしまいました。

山陰海岸ジオパークの入口岩美駅です。駅前の観光協会でレンタサイクルを借りようとしたら、10台くらいピッカピカの電動アシストが並んでいるものの予約でいっぱいとのこと、ぼっろぼろ、サッビサビで全体が茶色い1台を300円で貸してくれました。これまで色んな所でレンタサイクルを借りた中で間違いなく最悪、ガマンして海を目指しますが、雲も厚くなってきました。

10分ほど走って浦富うらどめ海岸に到着、何もいなかった浜に300羽くらいのウミネコの大集団が降り立ちました。

浦富海岸から西へ、リアス式海岸の地形に沿ってヘアピンカーブとアップダウンを繰り返す道路を行きます。ぼっろぼろママチャリは何故か外装7段変速が付いているものの、ほぼほぼ2段変速でしか機能しません。上り坂は大汗かいて押して上り、下り坂はキーキーと耳障りな後輪ブレーキ音を鳴らしながら下ります。やはりここでは電動アシスト付予約がマストのようです。

20分ほどで見晴らしのいい場所にでました。足元は城原海岸、三角の島は菜種島です。

さらに10分ほどアップダウンを繰り返し鴨ヶ磯展望所に到着、左端に水尻洞門が見えます。

遊覧船がやってきました。後であれに乗るつもりですが、洞窟の中まで入れる小型船は今日は休航とは確認済みなので、あれは大型船です。

展望所から海岸へ階段の道が続いています。

階段を降り続けること約5分、展望所から見えた場所に着きました。海の透明度が高いです。

左手に水尻洞門。小さな滝のような水の流れがあって、この入江自体を水尻と呼ぶようです。

水尻のすぐ隣の入江が鴨ヶ磯、今日の目的地です。生活ゴミじゃなくて漁具のゴミが若干散らばっていたのですが、フォトショップで掃除しておきました。

浜の左端に狭い洞窟、その右側に見通せる洞窟、右側は入江が広がり小島が点在しています。海の透明度は文句なしですが、期待していた生き物は全然見当たりません。

魚はいないもののヤドカリが結構います。大阪湾では見かけないキレイな貝を被っています。

ヤドカリの貝殻の口辺りにキレイなツブツブが見えるのですが、卵じゃなくて何かの泡だと思います。

入江に遊覧船が入ってきました。時々日差しも指してきて曇り空でも十二分に気持ちいい場所です。

右手の岸壁に沿って遊歩道に少し上って鴨ヶ磯を望みます。キレイです。

洞窟の向こうに船が見えます。トビが枝に止まったままピーヒョロロと入江に響かせています。

小一時間ほどして漸く人が現れたのを機に腰を上げ、約300段の階段を上りオンボロ自転車に戻りました。

網代漁港が広がり向こうに鳥取砂丘が見えます。網代崎灯台は岬の先端じゃなくて森のなかにあってかなり藪漕ぎしないと近づけないようです。

遊覧船のりばに到着、チケットを買おうとしたら、船酔いは大丈夫ですか、と聞かれちょっとビビりました。さっきから風が強くなってきているのに気づいてました。乗りたかったのは小型船なので、あっさり諦めることにします。

遊覧船のりばからオンボロ自転車を必死に漕いで11時43分の鳥取行キハ121単行に間に合いました。浜坂行キハ47形たらこと交換、鳥取へ戻ってランチにします。

この項続く