雨上がりの北勢線

朝から雨、それもかなり降ってます。天気予報が悪い方に外れました。18きっぷだったら今日のお出かけは見合わせるところですが、近鉄の週末フリーパスなので、傘をさして出発。

昨日と同じ7:14発の五十鈴川行急行で出発、昨日と違ってVX04編成。7番線のかぎろひは昨日もいました。

昨日とは違って、伊勢中川で名古屋行急行に乗り換え。

塩浜駅でマンモス、四日市のこにゅうどうくんガスタンク、空模様は怪しいものの、楽しい車窓です。

阿倉川の二連橋あたりではかなりの雨も、桑名に着いたら一応止んでくれました。桑名では、はまぐりが電波発信しています。

3年半ぶりの北勢線

西桑名駅横のロッテリアでモーニングをテイクアウトして北勢線、3年半ぶりです。4連の274編成で、先頭のモ274だけが非冷房なので、クーラーが効いていてツリカケ音も楽しめそうな2両目サ144に乗り込みました。

星川駅までに自分以外は全員下車、サ144は貸切になりました。

車内をうろちょろして色々チェックしてみます。先頭車側には元々運転席だったと思われるスペース。

反対側には据え置き型クーラーが設置されています。空調ダクトはなくて、扇風機が冷風を拡散しているのですが、十分に涼しいです。扇風機には近鉄のロゴが残っています。

付随車ですが、隣のモ274のツリカケ音がたっぷり楽しめます。

東員駅に到着、列車交換でやってきたのは昭和が凝縮されたような200系。高校時代のガールフレンドに会ったような懐かしさと愛おしさを感じます。

前回来たときはまだ黄色だった200系を牽引推進するモ277は、200系に合わせてコーディネイトされてました。

モ277+200系にはクーラーは設置されていないものの、200系は連結部分に台車のある連接車、メンテが大変な構造的に特殊な車両を大切に走らせていることに敬意を感じます。モ277は270系の増備車で国内最後の新造ツリカケ駆動電車だそうです。車内は路線バス風の固定クロスシート、運転台は中央にあってワイパーがど真ん中についてます。

モ274に移動します。クーラーは設置されていないものの、元近鉄ならではのラインデリアがしっかり稼働していて、窓が開いていなくても結構涼しいです。台車の真上に座ると、ツリカケモーター音が大きく響いてきます。

大原駅から蘇原駅へのレール面を狙った前面展望です。一生懸命足を踏ん張って撮りました。ジェットコースターの最初の勾配をずっと登っているような感じです。

蘇原に到着。274編成は西桑名へ折り返し、急勾配を下りて行きます。

蘇原駅から15分ほど歩くと、この広〜い空間に出てきます。

「一筆仕り啓上」が聞こえてきます。丈の低い雑草の上に止まっていました。

楚原から先は運行本数が半減、のんびり電車を待っていたら降り出してきました。国道421号線の築堤をくぐる人道トンネルで雨宿りしながら上り列車を撮影。

トンネルの反対側へ走り、護国神社の踏切のカーブでもう1カット。

雨が激しくなってきて傘をさしながら楚原で交換の下り列車を待ちます。

強く制動をかけながら坂を下りてきて、めがね橋を渡り、車輪を軋ませながら曲線半径80mの全国15位北勢線最急曲線を回って行きます。

めがね橋の下を流れる川の流れでハグロトンボ♀がパタパタやってました。さっきのホオジロもまだいます。

雨上がりの北勢線

ここで200系を撮りたいところですが、さっき東員で交換した200系の次の折り返しは楚原止まり、ここまでやってくるのは2時間後です。当初の計画としては、阿下喜から東藤原まで歩いて三岐線の貨物列車を撮り鉄のつもりだったのですが、この雨で長い距離は歩きたくないし…、とか考えていたら、昨日同様に腹具合がおかしくなってきました。考えるのをやめて清潔なトイレが借りられるイオンへ向うことにします。

員弁川を渡り、10分ほどでイオン大安店に着きました。おかげですっきりして、地図をチェックしてみると、三岐線の三里駅が最寄りです。散々迷ったものの、雨も止んできたし、200系の今日の運用がわかっていることがもったいないと気づき三岐線に戻ることにしました。

傘はささなくてもOK、めがね橋辺りへ戻ります。ハグロトンボの♂が止まっていました。

いなべ市員弁町下笠田周辺、殆ど北海道の景色です。晴れていれば真正面に藤原岳が屹立しているはずですが、しっとりしたこの雰囲気も悪くないです。

楚原まで乗車してきた274編成です。

緑のカーペットに黄色い電車を真横から。

阿下喜行の200系も真横から。

湿り気たっぷりの広い空間、電車が姿を現してから見えなくなるまで2分弱、ずっと撮り続けることができました。

踏切の辺りが上笠田駅あった場所です。平成18年に駅自体が廃止されています。

めがね橋側へ移動、阿下喜から折り返して来た200系を動画で。セミが賑やかですが、農業用水の水の音が涼しいです。

阿下喜行270系3連、ゆっくり慎重に坂を下って行きます。

雨が降ったばかりで、ねじり橋下の農業用水も水をたっぷり流していてここも涼しげです。

ねじり橋の上の方から坂を登るところを俯瞰できるポイントがありました。次の電車が来るまで待つ元気はもう無いのでまた今度。

せっかくなので阿下喜まで行ってみます。またまた274編成、車窓からさっきまでいた撮影ポイント、遠くにトイレを借りたイオン大吉店が見えます。

下笠田付近の田園地帯、まだまだ雲が厚く藤原岳は見えません。

阿下喜駅に隣接した軽便博物館で保存されているモニ226、車内や床下まで大切に整備されているのが阿下喜駅ホームからも見て取れます。第1第3日曜日の軽便博物館開館日には車内を見学できるそうです。

モニ226復元プロジェクトのボランティアメンバー「駅長」に作業時の様子のアルバムを見せてもらったことがあります。車体内外の細かい部分まで外せるところは全部外して整備し直されていました。いつの日かまた、モニ226がめがね橋の坂を上る日が必ず来るような気がします。

桑名駅に戻って来ました。養老鉄道も乗ってみたいのですが、ナローゲージの北勢線やあすなろう鉄道、三岐線の貨物列車や四日市工業地帯の貨物線安納川河口のミヤコドリ…、と三重県北部に行きたいところがありすぎて、まだ未乗です。

ちょうど5200系の宇治山田行急行がやってきました。

急行に乗ってしまったので阿倉川の二連橋はパスします。

このまま伊勢中川で乗り換えても、もう上本町行の5200系には間に合わないはずなので、津からアーバンライナーに乗り換えました。やはり速くて快適、あっという間に上本町に帰ってきました。