ミヤコドリ@三番瀬その2

その1の続きです。

ふと気づくと、自分の立っている場所は水に囲まれて孤立していました。慌てて、水の浅いところを渡り浜の方に移動します。かわいいシロチドリが2羽。

浜の方からミヤコドリ軍団を振り返ると100羽くらいに増えていました。

すると、上空に何やら鳥の大軍団が飛んできました。その大軍団もミヤコドリかどうかは遠くてよくわからないのですが、干潟のミヤコドリ軍団も上空の大軍団につられるように、一斉に飛び立ちました。

空を行くミヤコドリ軍団です。

行ってしまった、と思ったら軍団の小集団が三番瀬の西の端の方に下り立って、干潟ををつついています。東の端ではつついていなかったので、餌場を見つけたようです。

貨物船とミヤコドリ。

オオソリハシシギ、潮位が上がってきてどんどん陸地に近いところにやってきます。干潟の鳥見は満潮後の引き潮がいいと聞いていたのですが、上げ潮の場合、鳥がだんだん近づいてくる面白さがあるとわかりました。

水辺のミヤコドリも近い。

オオソリハシシギのどアップ!

干潟の市川側のすぐ向こうに、かつてお世話になっていた勤務先の物流センターがあります。このすぐ近くまでは何度も来たことがあるのを思い出しました。あの頃から鳥見をやっていれば、と思う一方、鳥見を始めることができてホントに良かったと思います。

生まれてから一番たくさん鳥を見た日になりました。


日曜日は朝から雨。どうしようか悩んでいたら9時頃には止んできたので、予定通り葛西臨海公園へ向かいます。前回行けなかった西なぎさへ行ってみるとウミネコだけで期待はずれ。

カワウかウミウかはわかりませんが、隊列を組んで飛んでいます。東なぎさの向こう側へ下り立ったところを覗いてみると、ビッグサンダーマウンテンの手前にウが1000羽くらい。

スペースマウンテン上空のウと、いつもながらひとりぼっちのイソシギ。

淡水の上の池でヨシゴイ、ササゴイよりずっと小さくて可愛い。写真は撮れなかったけどビューンとカワセミが飛んで行きました。

汽水の下の池でアオアシシギ。

オナガ発見、なぜか西日本にはいない、東日本にしか生息していない割に東京周辺でも普通種、今回の東京出張でぜひ見つけたかった鳥です。会えて良かった。

この日の写真は一部水平を調整した以外は全部ノートリミング、大阪湾より東京湾の方が鳥が近いように感じます。