人生に乾杯

 

人生に乾杯、ちょっと小っ恥ずかしくなる日本語タイトルですが、ハンガリーの作品です。ハンガリー映画なんて初めて見たのですが、なかなか素敵な佳作です。

年金暮らしでお互いをいたわり合いながらつましい暮らしの老夫婦、共産主義時代の大恋愛が実った夫婦のようです。しかし、電気も止められ、なんかの取り立てがやってきて、大事な大事なダイヤモンドのイアリングを持っていかれてしまいます。

ついにキレてしまったおじいちゃんが取った行動は、大切に保管していたチャイカという1958年の旧ソ連製のクルマとトカレフをひっぱり出して銀行強盗。成功に味をしめ、犯行を重ねていきます。

警察も勿論だまっているわけでなく、必死の追跡をするものの、ことごとく逃げおおせられてしまい、事情を知った世間からは義賊扱いされていきます。

チャイカがものすごいパワーで坂道を登っていったり、カリブ海の雰囲気が漂う家にキューバ人が匿ってくれたりと、共産主義時代へのノスタルジーのようなものも漂ってきます。

さて、エンディングをよく見てみると、ちょっと違う嬉しくなるようなオチが見えたように思うのですが…