大正、汐見橋

大正橋、木津川と右から道頓堀川の合流地点です。左は尻無川というそうで、川が十字クロッシングになっています。

木津川を渡る大阪環状線、真四角のトラスブリッジ。 古い町並みや、入りたくなるような飲み屋さんとかは見つけられず、前から気になっていた汐見橋駅へ。

戸籍上は今も高野線の起点になっています。なんばから歩いて来れる距離、千日前線と阪神なんば線の桜川駅の隣という場所にありながら、廃墟そのものといっていい感じですが、駅員さんがいます。

終日ほぼ30分毎の運転、やってきた電車から降りてきたのは3人、乗って行ったのが2人だけ。

Wikipediaによると1日の乗降客は350人程度、ざっと計算して1本あたりの乗客は5人程度となります。通勤通学にも利用されていない、社会的な役割を終えた路線です。これじゃ運転手さんも駅員さんもモチベーション上がらないでしょうね。

何のためにこんな路線が残されているのか、なにわ筋線の計画があるからということがあるのかも知れませんが、経営状態がいいとは思えない南海電鉄にとって、賢い選択とは思えないですね。

ちょっと寄り道、贔屓にしている、なんばWalkの串かつヨネヤ。ここの手羽先明太はマジ、ウマイ!